岡山市立せのお
病院は、
岡山県岡山市南区妹尾に位置する
医療機関であり、
岡山市が100%出資する「
地方独立行政法人岡山市立総合医療センター」によって運営されています。この
病院は、地域医療や亜急性期医療に特化したサービスを提供しており、特に地元の患者に密着した医療を実践しています。
歴史
せのお
病院は
1947年(
昭和22年)に設立された「
妹尾町立診療所」がその起源です。
1971年(
昭和46年)に
妹尾町が
岡山市に合併されたのを契機に、現在の「
岡山市立せのお
病院」として名称を変更しました。以来、地域に根差した医療を展開し続けています。
医療サービス
現在、せのお
病院は外来診療に加え、地域包括ケア病床60床を有しています。これにより、急性期
病院から転院した患者に対し、亜急性期医療を提供し、患者の自宅復帰をサポートしています。また、地域の住民が脱水や
感染症などで体調を崩した際や、
骨折などで休養が必要な場合の診療も行っています。
入院中は、
リハビリテーション、栄養管理、認知症ケア、
服薬指導など、患者が自宅または施設に復帰できるよう多角的な支援を行っています。さらに、退院後には訪問
リハビリテーションなどを通じて、継続的な医療サービスを提供しています。
診療科目
せのお
病院では以下の診療科が設置されています:
- - 内科
- - 整形外科
- - リウマチ科
- - 眼科
- - 耳鼻咽喉科
- - 皮膚科
- - 泌尿器科
- - 放射線科
- - リハビリテーション科
- - 栄養科
- - 看護科
このように、幅広い診療科に対応しており、地域の健康維持に貢献しています。
せのお
病院は、様々な
医療機関としての指定を受けています。これには、保険
医療機関や労災保険指定
医療機関、さらには身体障害者福祉法に基づく指定医師が配置されている
医療機関、生活保護法に基づく指定
医療機関などが含まれます。これにより、特定の条件を持つ患者にも安心して医療を受けられる環境が整えられています。
アクセスと関連施設
せのお
病院へは、JR
宇野線「
妹尾駅」から徒歩約15分、または岡電バスを利用して「せのお
病院前」下車後徒歩約5分の距離にあります。また、周辺には
岡山市南区役所
妹尾地域センターや西ふれあいセンター、
妹尾郵便局、
おかやま信用金庫妹尾支店などがあります。
このように、
岡山市立せのお
病院は地域に密着した医療を提供し、患者一人ひとりのニーズに応じたサービスを展開しています。