岡山県立井原高等学校

岡山県立井原高等学校

岡山県立井原高等学校は、岡山県井原市井原町に所在する県立高等学校です。地元では「井高（いこう）」の愛称で親しまれています。1902年（明治35年）に井原女子尋常高等小学校に併設された補習科を起源とし、120年以上の歴史を誇ります。

沿革

1902年（明治35年）：井原女子尋常高等小学校に補習科（専修科）として設立
1903年（明治36年）：後月郡井原町立井原女学校として独立
1912年（明治45年）：岡山県井原町立高等女学校と改称
1929年（昭和4年）：県に移管され、岡山県井原高等女学校となる
1948年（昭和23年）：学制改革により岡山県立井原高等学校として発足
1949年（昭和24年）：男女共学化
2003年（平成15年）：創立100周年
2006年（平成18年）：岡山県立精研高等学校を統合
2019年（平成31年）：全国募集を開始（学科定員の5%以内）
2020年（令和2年）：全国募集枠を拡大（学科定員の10%以内）
2021年（令和3年）：南校地に地域生活科を設置
2023年（令和5年）：南校地を閉鎖し、北校地へ統合

長きにわたり女子教育の中心を担ってきましたが、戦後の学制改革を経て男女共学となりました。2006年には岡山県立精研高等学校を統合し、一時的に校地が南北に分かれる形となりましたが、2023年に北校地への集約が完了しています。

設置学科

全日制課程
普通科
地域生活科

普通科では、進学や多様な進路に対応できる教育課程が組まれています。地域生活科は、旧精研高校の園芸科・家政科を改編した学科で、地域社会に貢献できる人材育成を目指した専門的な学びを提供しています。

ロケーション

所在地は、岡山県井原市井原町1802です。
[地理情報] (北緯34度36分16秒 東経133度27分23秒)

著名な出身者

井原高校は、各界で活躍する多くの人材を輩出しています。

大舌勲（井原市長）
掛谷秀昭（工学者）
岡崎双一（イオンモール元代表取締役社長、イオンリテール元代表取締役会長）
渡邊功（東急電鉄元取締役社長）
佐藤基嗣（パナソニック・ホールディングス株式会社副社長、関西経済連合会副会長）
小川秀樹（千葉大学教授、成蹊大学法学部客員教授）
佐藤典子（IPU環太平洋大学特任教授）
井上徹（ブックオフコーポレーション執行役員）
高村彰典（株式会社サイバー・バズ代表取締役社長）

関連情報

岡山県高等学校一覧
旧制中等教育学校の一覧 (岡山県))
日本の農業に関する学科設置[[高等学校一覧]]
日本の家庭に関する学科設置[[高等学校一覧]]
高等女学校

外部リンク

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