岡崎市額田センター

岡崎市額田センター：地域住民の暮らしを支える複合施設

岡崎市樫山町に位置する岡崎市額田センターは、行政、図書館、地域交流といった多様な機能を併せ持つ複合施設です。愛称は『こもれびかん』。木材をふんだんに使用した、温かく開放的な空間が特徴で、地域住民にとってかけがえのない存在となっています。

センター誕生までの経緯

旧額田町役場は1964年10月に竣工しましたが、耐震性能不足のため2012年12月に閉鎖されました。その後、額田支所は隣接する岡崎市自然休養村センター（2012年7月1日廃止）の建物に移転。この移転を機に、額田支所、図書館などを集約した新施設の建設が計画されました。

当初は鉄筋コンクリート構造での建設が予定されていましたが、地元林業関係者からの強い要望を受け、2014年に木造を取り入れる計画に変更。環境への配慮と地域材の活用を両立した、画期的な施設建設となりました。

設計は青島設計が担当し、2016年9月27日に着工。2017年には愛称を募集し、「こもれびかん」が選ばれました。建設費は約8億6,788万円。2017年12月15日に竣工、2018年2月13日にオープンしました。

2019年5月10日には、愛知県主催の「第2回あいち木づかい表彰」建築物部門において最優秀賞を受賞。木の温もりと先進的な技術が融合した建築として高く評価されています。

施設概要

岡崎市額田センターは、以下の主要施設で構成されています。

1. 額田支所

行政サービスの中心として、岡崎市役所額田支所をはじめ、林務課、道路維持課額田地区係、福祉総合窓口、シルバー人材センター額田支所などが集約されています。

開庁時間：8:30～17:15

閉庁日：土日曜日、祝日、年末年始（12月29日～1月3日）

2. 岡崎市立額田図書館

地域住民に豊かな読書環境を提供する図書館です。

利用時間：9:00～19:00

休館日：月曜日（月曜日が祝日の場合は開館し、翌日が休館）、年末年始（12月29日～1月3日）

3. その他の施設

市民交流施設、森の駅情報コーナー、プレイルーム、印刷室、防災活動室、防災倉庫など、多様なニーズに対応した施設が充実しています。

開館時間：9:00～21:00

休館日：月曜日（月曜日が祝日の場合は開館し、翌日が休館）、年末年始（12月29日～1月3日）

アクセス

名鉄バス「額田センター」バス停下車すぐと、アクセスも良好です。

まとめ

岡崎市額田センターは、行政サービス、図書館、地域交流拠点としての機能を一体的に備えた、地域住民にとってなくてはならない施設です。木のぬくもりと、先進的な機能が調和した空間は、多くの市民に親しまれ、地域社会の活性化に貢献しています。

もう一度検索