岩上祐三

岩上 祐三（いわかみ ゆうぞう）

岩上祐三は、1989年7月28日生まれ、茨城県古河市出身のプロサッカー選手です。現在、JリーグのSC相模原に所属し、ミッドフィールダー（MF）として活躍しています。彼のサッカーキャリアは、特に彼の技術と身体能力に裏打ちされたプレースタイルで知られています。

来歴

岩上は2011年、湘南ベルマーレに特別指定選手として登録されました。彼のプロとしての道並びにサッカーへの情熱は、この時から始まりました。2012年には、正式に湘南ベルマーレに加入することが決まります。その後、彼は松本山雅FCへ期限付き移籍し、さらには2014年に完全移籍を果たしました。

特に記憶に残るのは、2014年の3月22日に行われたJ2第4節のカマタマーレ讃岐戦です。この試合で岩上は、キックオフからわずか7秒でゴールを決め、非公式記録ながら「Jリーグ最速ゴール」として名を刻みました。このような驚異的なプレーが、彼の存在をサッカーファンの間で強く印象付けることになりました。

彼のキャリアはその後も続き、2015年には大宮アルディージャに移籍。その後、再び松本山雅FCに復帰し、さらにはザスパクサツ群馬を経て、2023年にはSC相模原への期限付き移籍を発表しました。2024年シーズンからは完全移籍することが決まり、彼のサッカー人生の新しい章が開かれることとなります。

プレースタイルと特徴

岩上のプレースタイルは、ロングスローに特に秀でています。最大で40メートルもの距離を投げることができ、相手ゴール前でのチャンスを生かすために直接ゴールに落とすことも可能です。また、彼はキックにおいても高い精度を誇り、松本山雅FC時代にはフリーキックやコーナーキックを担っていました。これにより、彼は攻撃時の重要な戦力と見なされ、チームの成功に寄与しています。

所属クラブ

実際のキャリアにおいて、岩上は以下のクラブでプレーしました：

• - 1997年 - 2001年：古河市立下大野小学校サッカースポーツ少年団
• - 2002年 - 2004年：KIIサッカークラブ
• - 2005年 - 2007年：群馬県立前橋商業高等学校
• - 2008年 - 2011年：東海大学（サッカー部）
• - 2011年：湘南ベルマーレ（特別指定選手）
• - 2012年 - 2013年：湘南ベルマーレ
• - 2013年8月 - 同年12月：松本山雅FC（期限付き移籍）
• - 2014年 - 2015年：松本山雅FC
• - 2016年 - 2017年：大宮アルディージャ
• - 2018年 - 2019年：松本山雅FC
• - 2020年 - 2023年：ザスパクサツ群馬
• - 2023年7月 - 同年12月：SC相模原（期限付き移籍）
• - 2024年：SC相模原（完全移籍）

個人成績と選抜歴

岩上のJリーグデビューは2011年4月30日で、横浜FCとの試合で初出場を果たしました。その後も2021年3月には京都サンガF.C.相手に初ゴールを決めました。さらに、彼は大学選抜チームにも選出されるなど、サッカーキャリアにおいて着実に成長を遂げてきました。その中には、関東大学選抜や全日本大学選抜といった栄誉も含まれています。

このように、岩上祐三は日本のサッカー界において顕著な存在となり、様々なクラブでのプレーを通じてその才能と気概を証明し続けています。彼の今後の活躍にも注目が集まります。

もう一度検索