岩崎成美

岩﨑成美のプロフィールと経歴

岩﨑 成美（いわさき なるみ）は、1994年6月4日生まれで、山口県周南市出身のハンドボール選手です。彼女は現在、山口銀行YMGUTSに所属し、地元での活躍を続けています。

学生時代のハンドボールキャリア

岩﨑選手は、山口県立華陵高等学校に通っていた頃からその才能を発揮します。2012年3月に行われた全国高等学校ハンドボール選抜大会では優秀選手に選ばれ、同年のインターハイでも優秀選手としての名声を得ました。高校を卒業した後は、筑波大学に進学し、さらなる成長を目指しました。

大学在学中の2013年には、第12回女子ジュニアアジア選手権においてU-20日本代表に選出されるなど、早くからその実力が認められます。翌年2014年には、春季リーグで優秀選手賞を受賞し、その後の第19回女子ジュニア世界選手権でも日本代表として活躍しました。

プロ選手としての飛躍

2015年からは大学リーグでも目覚ましい成績を収めます。秋季リーグで特別賞を受賞し、全日本学生ハンドボール選手権大会ではさらなる成果を挙げました。2016年には、春季リーグと秋季リーグで優秀選手賞を受賞し、特に秋季リーグでは45得点を挙げ、得点王の栄冠を手にすることとなります。その活躍が多くの人々の心を引きつけ、後に日本ハンドボールリーグでのプレーへとつながるきっかけとなりました。

2017年1月からは、日本ハンドボールリーグのソニーセミコンダクタマニュファクチャリングに加入し、プロの舞台でのキャリアがスタートします。彼女はそこで数年にわたり、チームの中心選手として活躍。その間、背番号5を着用し、数々の試合で重要な役割を果たしました。

新たな挑戦と地域貢献

2021年、岩﨑選手はソニーの退団を表明し、地元チームである山口銀行YMGUTSに新たに加入しました。この移籍により、地域のハンドボール活動に貢献する姿勢を示し、地元ファンからも大きな期待を寄せられています。

代表歴と記録

岩﨑は、ジュニア世代から日本代表としての経験を積んでおり、ジュニア世界選手権（2014年）やジュニアアジア選手権（2013年）などに出場しました。これまでのキャリアで印象的な記録としては、2017年9月9日のオムロン戦における日本ハンドボールリーグでのフィールドゴール初得点があります。

選手としての成長を続ける岩﨑成美は、今後も多くのファンと選手たちに影響を与える存在であり続けることでしょう。彼女のさらなる活躍に期待が寄せられています。

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