岩崎智史

岩崎 智史（いわさき さとし）

1979年8月14日、神奈川県横浜市栄区に生まれた岩崎智史は、かつてプロ野球選手として広島東洋カープに在籍した内野手です。左打ちの大型選手として将来を期待されましたが、プロでのキャリアは短いものとなりました。

アマチュア時代

岩崎氏の野球人生は、地元神奈川県の「上郷ニュースターズ」で始まりました。その後、「戸塚シニア」を経て、平塚学園高校に進学します。高校時代は主に投手として活躍しましたが、同時に打者としても非凡な才能を発揮し、高校通算で28本塁打という記録を残しました。このスラッガーとしての片鱗を見せる打撃力が、その後の進路に大きな影響を与えることになります。高校3年生の夏の大会は、神奈川県予選の4回戦で敗退となりました。

高校卒業を控えた1997年、岩崎氏はプロ野球ドラフト会議において、広島東洋カープから7位指名を受けます。プロ入りにあたり、高校時代の投打両方の能力を考慮された結果、内野手としてプロの門を叩くことになりました。高校時代に培った打撃力を活かせるポジションでの挑戦となりました。

プロ野球時代

1998年に広島東洋カープに入団した岩崎氏に与えられた背番号は「57」でした。左打ちの大型内野手として、チーム内では将来の主力候補として期待が寄せられていたと言われています。しかし、プロ野球の厳しい世界で一軍の舞台に立つことは叶いませんでした。在籍期間中の3年間、一軍公式戦への出場機会を得られないまま、2000年シーズンをもって現役生活に終止符を打ちました。プロ野球選手としてのキャリアは、実働わずか3年間という短いものとなりました。

現役引退後

プロ野球を退団した後も、岩崎氏は野球への情熱を失うことはありませんでした。2001年からは、アマチュア野球の世界に活躍の場を移し、住友電工横浜の野球部に入部しました。社会人野球で再び野球に取り組んでいましたが、2003年9月には同社を退社し、野球から離れることとなりました。

プロの世界では期待通りの活躍を見せることはできませんでしたが、高校時代に投打で注目を集め、ドラフト指名を受けてプロ入りし、その後もアマチュア野球でプレーを続けるなど、野球との関わりを持ち続けた人物です。

詳細情報

年度別打撃成績

一軍公式戦出場なし

背番号

57（1998年 - 2000年）

関連項目

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