岩手県立盛岡南高等学校

岩手県立盛岡南高等学校

岩手県立盛岡南高等学校（通称：盛南）は、岩手県盛岡市に位置する県立の高等学校です。1983年に設立され、以来40年近くにわたり地域の教育を支えてきました。しかし、2025年度をもって、岩手県立不来方高等学校との統合が決まり、閉校する予定です。

設置学科

盛岡南高等学校は全日制課程を提供しており、主な学科として普通科や体育科、普通科体育コースがあります。特に普通科体育コースでは、スポーツに特化した教育が行われ、体育分野での才能を伸ばすカリキュラムが用意されています。

沿革

学校の歴史は1983年に始まり、設立当初から地域の学生に充実した教育を提供してきました。1997年には普通科体育コースが設置され、地域のスポーツ育成に力を入れるようになりました。2025年には不来方高等学校との統合が決まっており、統合後は不来方高校の校舎や施設が活用される予定です。また、岩手県立盛岡工業高等学校も、新たにこの統合された校舎へ移転することが発表されています。

所在地と交通

盛岡南高等学校は、岩手県盛岡市西見前に位置しています。最寄り駅はJR東北線の岩手飯岡駅で、ここから徒歩25分ほどの距離です。周辺には自然も多く、静かな環境の中で学業に専念することができます。

主な出身者

この学校からは多くの著名な卒業生が輩出されています。バスケットボール界では、仙台89ERSの近藤雄治選手や、岩手ビッグブルズの千葉慎也選手、元日本代表の川村卓也選手など多彩な選手が名を連ねています。また、その他にも、NHKアナウンサーの高橋秀和さんや、元プロボクサーの佐藤洋太さん、さらにはオリンピックで活躍した選手も在籍していました。特に、阿部友里香選手は2014年のソチパラリンピック、2018年の平昌パラリンピックに代表として出場し、注目を集めました。

まとめ

盛岡南高等学校は、多くの生徒に教育の機会を提供してきた歴史ある学校です。統合により閉校することは、地域にとって一つの大きな変化ですが、新しい形での教育環境が生まれることが期待されています。今後の動向には引き続き注目です。

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