岩本和弘

岩本和弘：福井放送を彩ったアナウンサー、ラジオディレクター

岩本和弘（いわもと かずひろ）は、[1975年]]3月22日生まれ。兵庫県芦屋市出身の元福井放送][[アナウンサーであり、現在はラジオセンター部次長兼ラジオディレクターとして活躍しています。親しみやすい愛称「ガンちゃん」としても知られています。

生い立ちと防災への想い

岩本は、芦屋市立小松小学校、潮見小学校、潮見中学校を経て、関西学院高等部、関西学院大学経済学部を卒業。大学時代は関西学院大学応援団総部吹奏楽部に所属し、ユーフォニアムを担当していました。大学在学中に芦屋市の自宅で阪神淡路大震災を経験したことが、防災・地震について深く学ぶきっかけとなり、現在では防災に関する番組も担当しています。

FBCでの活躍

1997年にFBC福井放送に入社後、アナウンサー、パーソナリティ、ディレクターとして幅広い業務に携わってきました。現在はラジオセンター専属となり、アナウンサーの休暇時や取材要員不足時にテレビ出演することが稀にありますが、原則としてテレビ出演は行っていません。

長年、朝ワイド「良ーいドン!! 」、昼ワイド「午後はとことん よろず屋ラジオ 」、夕方情報番組「ユーグレディオ」などの人気番組でパーソナリティを務めました。また、ナレーション、BCリーグや高校野球などのスポーツ実況、各種ステージの司会（特に歌謡ステージ）も担当するなど、多才ぶりを発揮しています。2024年4月からはアナウンサー業から離れ、ディレクター業に専念しています。

数々の受賞歴

岩本は、アナウンサー、パーソナリティ、ディレクターとして数々の栄誉に輝いています。入社10年後の2007年には、第32回JRN・JNNアノンシスト賞ラジオフリートーク部門で最優秀賞を受賞。2011年には日本民間放送連盟賞CM部門で最優秀賞を受賞。2013年には第38回JRN・JNNアノンシスト賞ラジオフリートーク部門で再び最優秀賞を受賞。2015年には第36回NNSアナウンス大賞ラジオ部門で大賞（最優秀賞）を受賞。2018年には日本民間放送連盟賞ラジオ生ワイド部門で最優秀賞を受賞し、同作品は第56回ギャラクシー賞ラジオ部門で優秀賞を受賞しました。

地域に根ざした番組作り

岩本が担当する番組の中でも、朝ワイド「良ーいドン!! 」内のコーナー「恒ちゃんとガンちゃんの福井を歌おう」は、2000年から続く長寿企画です。福井県在住の音楽プロデューサー恒見コウヘイ氏との絶妙な掛け合いと、リスナーから歌詞を募集して恒見氏が作曲する「世界にたったひとつの曲」をプレゼントする企画が人気を集めています。時には作詞者の自宅を訪問して番組を収録し、温かい交流を深めることもあります。

また、元プロ野球日本ハムファイターズの広瀬哲朗氏が出演するスポーツコーナー「広瀬哲朗のなんでも言っちゃうよ！」も、約5年間にわたって人気を博しました。

多才な特技

岩本は、ユーフォニアム演奏、おでこピアニカ演奏、木製リコーダー演奏など、多彩な特技を持っています。特におでこピアニカは、人気ラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」でも披露され、聴衆を沸かせました。木製リコーダー演奏では、恒見コウヘイ氏とのコラボレーションも展開しています。

今後の活躍

アナウンサーとして長年親しまれてきた岩本和弘は、ディレクターとして新たな道を歩み始めました。地域に根ざした番組作りへの情熱と、リスナーとの温かい交流を大切にする姿勢は、これからも変わることはないでしょう。今後の活躍に期待が高まります。

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