岩本真典

岩本真典（いわもと まさのり）のプロフィール

岩本真典は1970年9月28日に熊本県熊本市で生まれた元ハンドボール選手であり、現在は指導者としてハンドボール界に貢献しています。熊本市立商業高等学校を卒業後、早稲田大学に進み、1993年には全日本学生ハンドボール連盟の優秀選手として選出されました。その後、1993年に日本ハンドボールリーグの三陽商会に入社し、選手としての道を歩み始めました。

選手としてのキャリア

岩本は1993-94年シーズンに最優秀新人賞とベストプレーヤー賞（ベストセブン）を受賞。1997年には日本代表選手として第15回世界選手権に出場し、国際舞台でもその実力を証明しました。その後、2000-01シーズンに三陽商会が休部となったため、大崎電気に移籍。2006年10月18日には、日本リーグ史上初の通算1000得点を達成しました。

岩本は2008-09シーズンに現役を引退し、大崎電気の監督に就任しました。ここから彼の指導者としてのキャリアが始まります。2015年には日本男子代表の監督に就任しましたが、リオデジャネイロ五輪のアジア予選での敗退により退任しました。それでも、大崎電気としてはプレーオフで初優勝を飾り、最優秀監督賞を受賞しています。

その後、2016-17シーズンにはプレーオフで優勝し、再度最優秀監督賞を受賞。2017-18シーズンでは1位を獲得し、3連覇を達成しました。2018年には大崎電気の監督を退任し、アドバイザーとしてチームのサポートに回ります。その後、2020年からトヨタ紡織九州ハンドボール部レッドトルネードSAGAの監督として新たな挑戦を続けています。2023年には、チームを国体で優勝に導きました。

人物背景

岩本の人柄や背景も興味深いです。彼の中学時代の先輩である森高千里は著名な歌手であり、また彼の小中学校の後輩には作家の中山智幸がいます。こうした人々との関わりが、岩本の人生においてどのような影響を与えているのかを考えると、スポーツだけでなく文化的な面においても多様なつながりを持っていることがわかります。

成績とタイトル

岩本はハンドボール選手、指導者として数々のタイトルと表彰を受けています。選手時代には「ベストセブン賞」や「最優秀新人賞」、「得点王」など、数多くの個人賞も受賞しました。監督としては最優秀監督賞を3回受賞しており、その手腕が広く認められています。また、社会人選手権においても複数回の最優秀監督賞を受賞しています。

このように、岩本真典は選手としてだけでなく、指導者としてもハンドボール界に大きな影響を与えている存在です。彼のキャリアは、今後もハンドボールファンや選手たちにとっての模範となることでしょう。

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