岩田幸宏

岩田幸宏選手のプロフィール

岩田幸宏（いわた ゆきひろ）は、1997年7月31日生まれで兵庫県姫路市出身のプロ野球選手であり、外野手として東京ヤクルトスワローズに所属しています。左投左打の選手で、これまでのキャリアは特に注目されています。

経歴

ヤクルト入団前

岩田選手は3人兄弟の末っ子として誕生しました。4つ年上の兄の影響で幼いころから野球に親しみ、東洋大学附属姫路高等学校を卒業後、社会人チームのミキハウスに加わります。ここで4年間プレーした後、同僚の山崎悠生選手からベースボール・チャレンジ・リーグ（BCリーグ）に挑戦することを勧められました。2019年にはトライアウトを経て、信濃グランセローズに特別合格で入団。この際、社会人時代からの俊足を活かしつつ、打撃技術を向上させるためにコーチから「振る」ことを教わりました。

独立リーグでは、初年度に打率.350を記録し、2年目には.357という高打率に加え、29盗塁を成功させる素晴らしい成績を収めました。特に、2021年9月23日の試合では選抜チームで4番打者を務め、3安打を記録するなど、NPB入りへの期待が高まる活躍を見せています。2022年のNPBドラフトで東京ヤクルトスワローズから育成選手ドラフト1位で指名を受け、入団が決定しました。

ヤクルト時代

2022年シーズンにはイースタン・リーグで81試合に出場し、打率は.275、15盗塁と活躍を示しました。自己評価は高くないものの、向上心は強く、最低でも2割8分の打率を目標にしていました。2024年3月31日には支配下登録の発表があり、同日に一軍登録を果たします。背番号は64とされ、みなさんの期待に応える活躍が求められました。

開幕後は主に二軍での活動でしたが、外野手の故障者続出により、一軍に定着。特に夏以降は出場機会が増え、2024年8月14日の試合ではプロ初本塁打を含む3安打の活躍を見せたことで、一層注目を集めました。野球ファンとしては、これからの成長が楽しみな選手です。

選手としての特異性

岩田選手は50mを5秒7で走る抜群の脚力を誇りますが、走り方についての指摘を受けたこともあります。特有のルーティーンとして、「股割り」を行った後、投手に背を向けるスタイルを取り入れています。「焦らずに打席に入りたい」との思いが背景にあります。また、目標とする選手は青木宣親選手となっています。

主な記録

• - 初出場: 2024年4月2日の広島東洋カープ戦
• - 初先発出場: 2024年4月5日の阪神タイガース戦
• - 初安打: 同試合の3回裏
• - 初盗塁: 同試合の7回裏
• - 初本塁打: 2024年8月14日、対中日ドラゴンズ戦にて記録。

背番号の変遷

• - 6（2020年）
• - 8（2021年）
• - 24（2022年 - 2024年3月30日）
• - 64（2024年3月31日 - 現在）

岩田選手のこれからの活躍に期待がかかります。若い選手の成長を見守りながら、ファンとともにその姿を応援していきましょう。

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