岩見沢郷土科学館

岩見沢郷土科学館

岩見沢郷土科学館は、北海道岩見沢市に位置し、いわみざわ公園内に所在する博物館および科学館です。地域の歴史や文化を深く理解できる様々な展示が行われており、特に郷土資料展示室やプラネタリウムが特徴的です。

施設の概要

この科学館では、郷土資料の常設展示のほか、特別企画展も開催されています。訪れる人々は、地域に根ざした歴史的な展示物や、自然科学に関する情報を得ることができます。プラネタリウム室には直径12メートルの大スクリーンが備えられており、星空や宇宙の神秘を楽しむことができる特別な空間が広がっています。

特に注目すべきは、佐賀県の吉野ヶ里遺跡から借り受けた出土品の特別展示です。また、日本国内で初めて報告された閃電岩や、北海道で唯一現存する開墾作業の際に使用された鳴鐘（号鐘）、そして岩見沢市の有形文化財に指定されている石器群が展示されており、地域の歴史や文化を学ぶ貴重な機会が提供されています。

施設の構造

1階

• - アトリウム: 来館者を迎えるスペースです。
• - ホール: 各種イベントなどが開催される多目的スペースです。
• - 自由学習室: 自由に学びながら活動できる部屋です。
• - 昔なつかし展: 昔の生活用品や道具を展示し、懐かしむことができます。
• - 科学体験コーナー: 子どもたちが科学を体験し、学ぶための施設です。
• - 化石・土器: 化石や土器に関する展示があります。
• - 事務室: 館の管理や運営に関する業務が行われています。

2階

• - カメ棺展示: 特殊な棺の展示が行われています。
• - 吉野ヶ里遺跡: 特別展示が行われているスペースです。
• - 雷管石・開拓の鐘: 歴史的価値のある展示物です。
• - 収蔵展示室: さまざまな資料が収蔵されており、見学できます。

3階

• - プラネタリウム: 光学式とデジタルの両方のプラネタリウムが楽しめるエリアです。

アクセスと駐車場

アクセスは非常に便利で、北海道中央バス（岩見沢営業所）を利用する際は「いわみざわ公園」バス停で下車してください。また、道央自動車道の岩見沢ICからは約5分と、車での訪問も容易です。無料の駐車場も完備されており、約300台の車両を収容できます。

開館時間と入館料

開館時間は通常9:30から17:00までで、火曜日のみ13:30開館となります。月曜日は休館日ですが、祝日の場合は開館します。年末年始は12月29日から1月3日まで休館です。入館料は大人310円、高校生210円、小・中学生は100円で、プラネタリウムの観覧料は大人210円、高校生150円、小・中学生が100円となっています。

岩見沢郷土科学館は地域の文化や歴史を学ぶだけでなく、家族や友人との楽しい時間を過ごすための重要な場所となっています。ぜひ、お立ち寄りください。

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