岩野吉樹

岩野 吉樹（いわの よしき）

基本情報

岩野吉樹は1980年10月12日に東京都江戸川区で生まれ、千葉県船橋市で育ちました。船橋市立三田中学校、昭和学院秀英高等学校を卒業後、上智大学の文学部新聞学科を修了し、2004年にNHKに入局しました。

職務経歴

初任地は広島放送局で、次に鳥取放送局で勤務。特に、中国地方での地上デジタル放送推進大使としても知られています。その後は水戸放送局や甲府放送局、さらには東京アナウンス室へ異動し、2021年からは仙台放送局に在籍しています。仙台での勤務は初めてですが、様々なニュース番組でキャスターとして活躍しています。

担当番組

現在は『てれまさむね』のキャスターを務め、宮城県や東北地方のニュースを中心に情報を提供しています。また、これまでに多数の番組で報道を行ってきました。広島や鳥取での地域特集をはじめ、水戸ではニュースワイド茨城のメインキャスターを務め、精力的に活動しました。

具体的な担当番組には、『ひろしまニュース845』や『いちおしNEWSとっとり』、茨城地域のニュース番組などが含まれています。東京アナウンス室では、『NHKニュースおはよう日本』のキャスターとしても知られ、特に災害報道においては広島局への応援派遣歴もあり、その経験を生かした信頼性の高い報道を行いました。

個人の嗜好

岩野は中学・高校時代にはドラムを演奏していたこともあります。このような多才なバックグラウンドは今の放送業務にも影響を与えていると言えるでしょう。彼はまた、コメディアンの志村けんが新型コロナウイルスにより亡くなった際のニュース速報を担当し、その重要な瞬間を伝える役割も果たしました。

著書

岩野は著作にも携わっており、『原爆ドーム 4000人の心』に寄稿しています。この本は、広島の歴史やその地域に住む人々の心情を描いており、彼のジャーナリストとしての視点が反映されています。

まとめ

これまでの豊富な経験を活かし、岩野吉樹はNHKのアナウンサーとして広範囲な活動を続けています。各地域での放送活動において、地域の人々と密接に関わりながらニュースや情報を届ける姿勢は多くの視聴者から信頼を得ています。現在も仙台での情報発信に注力し、地域社会に貢献することを目指しています。

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