島根県立出雲工業高等学校

島根県立出雲工業高等学校

島根県出雲市塩冶町に位置する島根県立出雲工業高等学校は、公立の工業高等学校であり、略称は「出工」として親しまれています。1944年の設立以来、技術教育に特化した教育を行っており、地域社会に貢献する人材を育成しています。

歴史

本校の前身は1944年に設立された「島根県立今市工業学校」です。数回の改編や名称変更を重ね、1962年に現在の校名に改称されました。2014年には創立70周年を迎えました。

当初の設置学科は機械科、建築科、航空機科の3学科。戦後の数々の教育改革を経て、1948年には新制高等学校として「島根県立出雲商工高等学校」が開校されました。その後1951年に、出雲商工高等学校の工業科は、1962年に独立して出雲工業高等学校となりました。

設置課程と学科

現在、島根県立出雲工業高等学校では、全日制課程において以下の4つの学科が設置されています。

• - 機械科
• - 建築科
• - 電気科
• - 電子機械科

本校の校訓は「誠実・進取・勤勉」であり、これは生徒に大切な教育方針として根付いています。また、校章は出雲を象徴する雲のデザインと工業の「工」の文字を組み合わせたものとなっており、中心に「高」の文字を配置しています。校歌は、校長であった山本龍一によって作詞され、米山道雄による作曲で知られています。

部活動

運動部と文化部が活発に活動しており、運動部には野球部、陸上競技部、バスケットボール部など多くの競技があります。文化部ではものづくり研究部、吹奏楽部、美術部などがあり、多様な活動が行われています。

著名な出身者

本校からは、サッカー選手の岡元勇人や江角浩司、冒険家の永瀬忠志など、さまざまな分野で活躍する人材が輩出されています。

まとめ

島根県立出雲工業高等学校は、長い歴史を有し、地域の未来を担う技術者を育成することに力を注いでいます。教育の質の向上とともに、地域社会への貢献をも視野に入れた教育を提供し続けています。

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