島根県道352号宍道湖湖北自転車道線

島根県道352号宍道湖湖北自転車道線について

島根県道352号宍道湖湖北自転車道線は、松江市菅田町から出雲市鹿園寺町へと続く、自転車と歩行者専用の一般県道です。この道は、自然豊かな景観や歴史的名所が点在しており、自転車愛好者や観光客にとって魅力的なルートとなっています。

路線情報

• - 起点: 松江市菅田町（島根県道21号松江島根線との交点）
• - 終点: 出雲市鹿園寺町（鹿園寺駐輪場、島根県道351号出雲路自転車道線との交点）
• - 総延長: 20.8 km
• - 未開通区間:

- 松江市菅田町（起点） - 松江市北堀町間
- 松江市黒田町 - 松江市浜佐田町間
- 松江市打出町 - 松江市西長江町間
- 松江市大垣町 - 出雲市鹿園寺町（終点）間（部分的に開通）

この道路は、松江市や出雲市を結ぶ交通路として重要な役割を果たしていますが、いくつかの区間は未開通であり、今後の整備が期待されています。

歴史的背景

この自転車道は、1991年に島根県告示第866号によって認定されました。その後、2005年には出雲市内での市町合併に伴い、終点の地名が変更されました。さらに、2006年には通称に由来して現行の路線名に改められました。全線開通予定は2008年でしたが、現在も未開通区間があるため、開通状況には注意が必要です。

路線状況と交差道路

この道には、他の道路との重用区間があります。具体的には以下の道路が交差しています。

• - 島根県道37号松江鹿島美保関線（松江市北堀町 - 松江市黒田町間）
• - 国道431号（松江市西浜佐陀町）
• - 国道431号（松江市打出町 - 出雲市鹿園寺町間）
• - 島根県道23号斐川一畑大社線（出雲市小境町 - 出雲市鹿園寺町間）

このように、多くの道路と接続しているため、地域の移動においても利便性が高まっています。

通過する自治体と主要施設

この自転車道は松江市と出雲市を通り、両市の重要な名所や施設に接続しています。例えば、島根県立松江北高等学校や島根県警察学校、島根県立盲学校など、教育機関が立地しています。また、一畑電車の北松江線もアクセス可能で、交通の利便性を高めています。

自然と文化の魅力

宍道湖沿いを走るこの自転車道は、美しい自然景観が魅力の一つです。湖の風景を楽しみながら移動することができ、季節ごとに異なる風情を感じることができます。また、松江城跡や城山稲荷神社、小泉八雲旧居といった歴史的名所もあり、文化や歴史に触れることができるのも大きな魅力です。

まとめ

島根県道352号宍道湖湖北自転車道線は、自然美と歴史的価値を兼ね備えたルートで、多くの人々に利用されています。この自転車道を利用することで、地域の魅力を再発見し、四季折々の景観を楽しむことができるでしょう。開通状況には注意が必要ですが、全線開通後はさらに多くの方に親しまれる道となることが期待されています。

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