島田紳助のおっと危ない!東京ばくだん小僧
『
島田紳助のおっと危ない!東京ばくだん小僧』は、
1985年10月から
1986年4月までの約6ヵ月間、
ニッポン放送にて放送された
ラジオ番組です。
月曜日から
金曜日の20:30から22:00の時間帯に放送され、主に
ナイターオフ期に合わせて制作されました。
パーソナリティとアシスタント
この番組のメインパーソナリティは
島田紳助で、アシスタントにはオール
ナイターズのOGである井上明子が務めました。二人の軽妙なトークと多彩なコーナーがリスナーを楽しませました。
主要コーナー
先手必聴!ヤンパラ塾
このコーナーでは、次の番組「
ヤングパラダイス」の情報やマル秘企画を事前に知らせていました。また、リスナーが「ドカンクイズ」で勝つためのヒントや、ハガキが採用されやすくなるためのアドバイスも提供されていました。
出てこいスターキッズ・校門を狙え
東京都内のクッキー店と提携して、配達員ライダーである「スターキッズ」が登場するコーナーです。彼らは自転車で焼きたてのクッキーを配達し、中高生との物々交換を行いました。毎日午後3時頃に選ばれた学校の正門に現れ、リクエスト曲を受け付けるなど大盛況でした。
大人気漫画『
北斗の拳』に基づいたコーナーで、主に声優や漫画家が出演していました。特に「アタタ耐久レース」では、
ケンシロウのセリフをどれだけ長く言えるかを競うゲームが行われました。
その他のコーナー
そのほかにも「気まぐれファンタスティック」「焼きたてアイドル クッキークラブ」「紳ちゃんクイズ」など多彩なセグメントが用意されていました。さらに、番組内には「俺が、木村一八だ」や「
野村宏伸のブルースしたって始まらない」といった内包番組もありました。
番組のエピソード
『おっと危ない!東京ばくだん小僧』は、毎日放送される帯番組でしたが、紳助の多忙さから一部の曜日は録音放送でした。彼自身、帯番組への出演に苦痛を感じており、しばしば「辞めたい」とも語っていたようです。
聴取率調査期間中は、特別ゲストとして
明石家さんまが出演し、毎日登場するというサプライズもありました。さらには、高校時代の
松村邦洋が素人物まね名人として出演し、彼の才能を紳助から高く評価される場面もありました。
番組のテーマソング
オープニングテーマには
HOUND DOGの「Knock Me Tonight」が使用されており、番組専用にアレンジされました。エンディングには同じく
HOUND DOGの「ラスト・シーン」が流れ、番組を締めくくりました。
これらの要素が組み合わさり、『おっと危ない!東京ばくだん小僧』は多くのリスナーに愛される番組となりました。サブカルチャーと音楽、そして
島田紳助の個性が際立ったこの
ラジオ番組は、リスナーの記憶に鮮明に刻まれています。