島田譲

島田 譲（しまだ ゆずる）



島田譲は1990年11月28日生まれのプロサッカー選手で、茨城県水戸市出身です。現在、Jリーグのアルビレックス新潟に所属し、主にミッドフィールダーとして活躍しています。

来歴


プロ入り前


島田はサッカーを幼少期から始め、新荘常磐サッカースポーツ少年団に所属。その後、鹿島アントラーズジュニアユースへ進み、さらに鹿島アントラーズユースに昇格しました。彼は鹿島学園高等学校にも進学し、ユースチームでは古賀聡に3年間指導を受け、キャプテンとしてチームを牽引しました。

2009年に早稲田大学に進学し、引き続き古賀からの指導を受けました。大学2年の際にはレギュラーに定着し、特に左足の正確なキックや中盤でのボール奪取能力を生かしたプレースタイルが評価されました。4年目には関東大学リーグのベストイレブンに選出され、全日本大学サッカー選手権大会では優勝も果たしました。

プロ入り後


2013年、島田はファジアーノ岡山に入団し、J2リーグでのプレーをスタートしました。岡山では4年間在籍し、103試合に出場して3得点を挙げました。2016年に契約が満了となりますが、翌年にはV・ファーレン長崎へ移籍します。長崎では開幕戦でフリーキックを成功させ、素晴らしいスタートを切りました。

2020年にはアルビレックス新潟に期限付きで加入し、2021年からは完全移籍選手として公式にチームの一員となりました。さらに、2022年9月29日には公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ（WEリーグ）の理事に就任するという快挙を達成。現役選手が理事を務めるのは初めてのことです。

選手としての特徴


島田は、左足を駆使するミッドフィールダーであり、そのキック精度の高さは特筆すべきものです。縦パスやロングフィードによる攻撃展開を得意とし、セットプレーのキッカーとしても活躍しています。彼は試合中の判断力とピッチ上でのプレースタイルでチームをリードする能力を持ち合わせています。

最後に、彼を指導してきた古賀聡は島田の成長について、「自立したリーダーとしての挑戦を経て、チームを動かす力を身につけた選手」と評価しています。その成長は、責任と権限を与えることによって促されたものとされています。

所属クラブ



個人成績


  • - Jリーグ初出場: 2013年3月17日 J2第3節 対 東京ヴェルディ
  • - Jリーグ初得点: 2013年8月21日 J2第30節 対 京都サンガF.C.

島田譲の情熱と努力の軌跡は、サッカーファンにとっても有意義なものであり、今後の活躍にも注目です。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。