川北隆雄

川北隆雄（かわきた たかお）

川北隆雄は、1948年大阪市生まれの日本のジャーナリストです。中日新聞論説委員、政府税制調査会専門委員、専修大学非常勤講師を務めています。

略歴

1972年に東京大学法学部を卒業後、中日新聞社に入社しました。東京本社（東京新聞）経済部記者、デスクなどを経て、現在に至ります。

アサヒる問題と批判

2007年、川北は中日新聞（東京新聞）のコラム「一筆両談」で、インターネット上で話題となっていた「アサヒる問題」を捏造であると主張しました。このコラムで、彼は「アベする」という言葉が流行しているとも述べましたが、実際にはそのような言葉は確認されていませんでした。

この主張に対し、以前から「アベする」という言葉がインターネット検索や雑誌に全く掲載されていないという指摘があり、川北の主張は根拠がないと批判されました。さらに、川北は自身の主張の根拠について取材を受けた際、「勘弁して欲しい」と回答を拒否したため、その対応も批判を浴びました。この一件は、ジャーナリストとしての川北の信頼性を揺るがすものとなりました。

著書

川北は、経済や官僚に関する著書を多数執筆しています。主な著書は以下の通りです。

『経済論戦―いま何が問われているのか』（岩波新書）
『図解でカンタン！日本経済100のキーワード』（講談社+α文庫）
『「財務省」で何が変わるか』（講談社+α新書）
『国売りたまふことなかれ』（新潮社）
『官僚たちの縄張り』（新潮選書）
『日本銀行』（岩波新書）
『大蔵省』『通産省』（講談社現代新書）
『データベース早わかり』『通算・郵政戦争』（教育社）

関連事項

* アサヒる問題

川北隆雄は、ジャーナリストとして様々な分野で活動していますが、アサヒる問題に関する一件は、彼の経歴において大きな批判の対象となっています。

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