川島市民サービスセンター

川島市民サービスセンター

川島市民サービスセンター（かわしましみんサービスセンター）は、岐阜県各務原市に所在し、各務原市によって管理される公共施設です。このセンターは地域住民に向けたサービスを幅広く提供する拠点として機能しています。

概要

この施設は2016年3月22日に竣工し、川島地区における市民サービスのハブとして重要な役割を果たしています。センター内には各務原市消防本部西部方面消防署の川島分署が併設されています。また、同じ敷地内には各務原警察署の川島駐在所も所在しています。

センターの中心には「にぎわいロビー」と名付けられたスペースがあり、ギャラリーや地域のイベントに利用される場として活躍しています。さらに消防署には非常用発電装置や耐震性の防火水槽が設けられています。本施設は、旧・川島町役場と警察駐在所の老朽化を受け、移転・新築された経緯があります。

この地域はかつて、川島町が設置した「憩いの森」という森林公園の一部であり、その開発に際しては木々が伐採されたものの、桜の木は残され、地域のシンボルとして愛されています。

取り扱い業務

川島市民サービスセンターでは、住民の皆様に多様な行政サービスを提供しています。具体的には、以下の業務を取り扱っています：

• - 住所変更手続き：（転入、転出、転居手続き）
• - 戸籍届出：（出生届、結婚届等）
• - 住民票や戸籍の謄本・抄本の発行
• - 印鑑登録および印鑑登録証明書の発行
• - 税証明の発行：（所得証明、資産証明など）
• - 国民健康保険、国民年金の加入及び脱退手続き
• - 税金、保険料等の公金収納
• - 市役所への届書の持参・取り次ぎ

沿革

川島地域の行政の歴史は1884年まで遡ります。当時、羽栗郡の5つの村が共同で組合役場を設置しました。1889年にはこれらの村が合併して川島村が成立し、村役場はそのまま利用されました。後に、村役場は新築移転を経て1956年に町制施行により川島町となりました。

1972年には新たな町役場が設置され、その後2004年には川島町が各務原市に編入されました。2014年に川島振興事務局が改称され、2016年に現在の川島市民サービスセンターへと移転しました。これにより地域の住民は、より便利で充実した行政サービスを受けられるようになりました。

所在地とアクセス

川島市民サービスセンターは、岐阜県各務原市川島河田町1029-47に位置しています。

道路アクセス

岐阜県道180号松原芋島線の「川島河田町西」交差点の南に位置しています。

公共交通機関

• - 岐阜バス笠松川島線、各務原市ふれあいバス川島線の「川島小学校前」バス停から徒歩約3分。
• - 名鉄バス一宮川島線の「川島口」バス停から徒歩約10分。

周辺施設

川島市民サービスセンターの周辺には、各務原市立川島小学校や中学校、また、川島ライフデザインセンター、河田町公民館など、地域に密着した教育・公共施設が揃っています。また、十六銀行川島支店やぎふ農業協同組合川島支店も近くに位置しています。

このような立地とサービスの充実により、川島市民サービスセンターは地元の人々にとって非常に重要な存在となっています。

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