川崎市とどろきアリーナ

とどろきアリーナ

とどろきアリーナは、神奈川県川崎市中原区の等々力緑地内に位置する多目的体育館です。屋内スポーツ競技はもちろんのこと、音楽イベントや展示会など、多様な用途で利用されています。

概要

1995年に、市民の生涯スポーツ振興と文化向上を目的に開設されました。施設はメインアリーナとサブアリーナの2つで構成されています。運営は川崎市スポーツ協会と三井物産ファシリティーズによる共同事業体が指定管理者として行っています。

メインアリーナ

広さは2,872平方メートルで、スポーツ競技の他、コンサートや展示会などの大規模イベントにも対応できます。観客席は最大6,500席を収容可能です。過去にはバレーボール世界選手権などの国際大会や、様々な展示会が開催されました。

• - 広さ: 2,872m²（53.6m × 53.6m）
• - 競技目安: バレーボール4面、バスケットボール2面、バドミントン10面、ハンドボール2面、フットサル2面
• - 天井高さ: 20m
• - 観客席: 6,500席（最大）

- 1階：3,500席（移動席）
- 2階：1,600席（固定席）
- 3階：1,400席（固定席）

• - 床材質: 木質
• - 付帯設備: 大型映像装置、照明設備、音響設備、移動舞台、エレベーター、冷暖房設備

サブアリーナ

メインアリーナの練習会場として利用されることもありますが、中原区のスポーツセンターとしての役割も担っています。スポーツ教室や個人のスポーツ活動の拠点としても活用され、トレーニングルームも併設されています。

• - 広さ: 1,525m²（29m × 47m）
• - 競技目安: バドミントン6面、バレーボール3面、バスケットボール2面、卓球40台
• - 天井高さ: 12m
• - 観客席: 340席
• - 床材質: 木質（カナディアンメープル）
• - 付帯設備: トレーニングルーム、研修室、プレイルーム、スポーツサウナ、ギャラリー、冷暖房設備

歴史

1995年のオープン以来、スポーツ振興と市民文化の向上に貢献してきました。2011年には東日本大震災の被災者を受け入れ、一時避難所としての役割も果たしました。

主な出来事

• - 1998年 バレーボール世界選手権の試合会場
• - 2004年 ワールドグランプリ予選ラウンドの会場
• - 2007年- 天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会の会場
• - 川崎ブレイブサンダース、富士通レッドウェーブ、NECレッドロケッツのホームゲーム開催
• - 成人式典の開催
• - ロボフェスタ神奈川の会場
• - ボクシングのタイトルマッチ開催
• - 新日本プロレス、プロレスリングHEAT-UP、スターダムなどのプロレス興行開催

アクセス

• - JR南武線「武蔵中原駅」から徒歩約15分
• - 東急東横線・目黒線「新丸子駅」から徒歩約15分

注意: 東急大井町線「等々力駅」は最寄駅ではありません。

外部リンク

とどろきアリーナ - 川崎とどろきパーク

とどろきアリーナは、地域住民のスポーツ活動の拠点として、また様々なイベントを彩る多目的施設として、これからも多くの人々に利用されるでしょう。

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