川越市立図書館

川越市立図書館概要

川越市立図書館は埼玉県川越市が運営する公共図書館であり、川越市立中央図書館、西図書館、川越駅東口図書館、高階図書館の4つの施設から成り立っています。1915年に掘川町にて開館した私立川越図書館から始まり、町立図書館を経て現在に至るまで、多くの資料を市民に提供してきました。2015年には創立100周年を迎え、その歴史を祝うイベントや文化活動を開催しました。

特徴

各館ごとに異なる特徴を持ち、図書館毎に個性があります。中央図書館と西図書館、そして高階図書館は月曜日を休館日としていますが、川越駅東口図書館は火曜日が休館日です。また、1984年から2007年まで運行されていた移動図書館「やまぶき号」は、多くの地域住民に愛されてきました。川越市立図書館はその取り組みが評価され、2011年には「平成23年度子どもの読書活動優秀実践図書館」として文部科学大臣から表彰を受けています。さらに、2014年2月にはコンピュータシステムを更新し、インターネットを通じての貸出期間延長を導入。2019年にはシステムが再び更新され、利便性が向上しました。

全館において資料返却ポスト、多目的トイレ、授乳スペースが整備されており、利用者への配慮が行き届いています。

各館のご紹介

中央図書館

川越市の中心に位置し、本川越駅から徒歩約15分の場所にある中央図書館は、1984年に新築されました。2002年には名称が「川越市立図書館」から「川越市立中央図書館」に変更され、地域文化の中心地としての役割を果たしています。近隣には時の鐘や喜多院、川越市の公園など、観光スポットも多数存在します。

この図書館は、約47万9千冊の蔵書を誇り、視聴覚資料も6千点以上あります。館内には展示室や視聴覚ホールも備わっており、多様なイベントが行われています。基本開館時間は火曜日から金曜日が9:30から19:00、週末と祝日は9:30から18:00までです。

西図書館

西図書館は、霞ヶ関北小学校と伊勢原公民館との複合施設として位置する図書館です。蔵書数は17万冊を超え、障害者サービスの中心施設としても機能しています。一般向けの書籍に加え、録音図書や聴覚支援資料が整備されており、地域の方々に広く利用されています。

開館時間は中央図書館と同様、火曜日から金曜日は9:30から19:00、土日祝日は9:30から18:00です。

川越駅東口図書館

この図書館は、川越駅東口から徒歩約3分の場所に位置する現代的な複合施設内にあります。立地が良いため、通勤・通学者に便利で、開館時間も長めに設定されています。特に月曜日も開館している点が特徴です。また、視聴覚資料の蔵書が充実しており、7万3千点を超える資料があります。

開館時間は月・水・木・金曜日が9:30から21:00、土日祝日は9:30から19:00です。

高階図書館

高階図書館は、新河岸駅から徒歩約10分の場所に位置し、2008年に開館しました。市内では最も多くのDVDを取り扱っており、閲覧席も充実しています。11万冊を超える蔵書があり、多様な資料を利用者に提供しています。

開館時間は火曜日から金曜日が9:30から19:00、土日祝日は9:30から18:00です。

結論

川越市立図書館は、地域の文化と教育を支える重要な施設です。過去100年にわたり市民に愛され続けるこの図書館は、今後も進化しながら新たな役割を果たしていくことでしょう。

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