川越運動公園

川越運動公園の概要

川越運動公園は埼玉県川越市下老袋に位置し、市制施行60周年を記念したプロジェクトの一環として1982年に整備が開始されました。1992年に陸上競技場が開設され、その後1995年には総合体育館がオープンし、2000年度に全体が完成しました。これにより、地域のスポーツ活動の中心地としての役割が定着しました。

2006年からは、川越市施設管理公社が指定管理者として施設の運営を行っています。2011年には、この公園を利用する市民の数も増加し、多彩なイベントが開催され続けています。

施設の紹介

陸上競技場

この公園の陸上競技場は、400mのトラックが8レーン設けられており、ウレタン舗装のインフラが特徴です。インフィールドには106m×70mの高麗芝が整備されており、最大8500人を収容できる観客席を持っています。特に、メインスタンドは4500人、芝生スタンドは4000人を収容可能です。また、特別に用意されている車椅子席も22席あり、バリアフリー対応がされています。

ただし、以前は日本陸上競技連盟の第2種公認を受けていましたが、国際基準の変更に伴い、全面改修工事が必要となり改修が断念されたため、2022年4月に公認が取り消されました。

総合体育館

総合体育館は多用途に利用可能で、メインアリーナは2537m2の広さを誇り、バレーボールやバスケットボール、バドミントン、卓球などに対応したスペースがあります。観客席は固定席976席と可動席1296席を含め、合計で2272人の観覧が可能です。また、館内には214.5mのランニングコースも完備されています。

サブアリーナや武道場も整備されており、サブアリーナは631.65m2の広さを持ち、様々なスポーツが行えます。さらに、床面が白木の武道場1と畳が敷かれた武道場2もあり、弓道道場も設置されています。これに加えて、トレーニングルームやテニスコート、自由広場も備えています。

主なイベント

公園での大会やイベントも多彩で、陸上競技場では開設日の1992年にヤマザキナビスコカップの公式戦が行われ、その後も川越市民ピックやWEリーグの試合が開催されるなど、市民のスポーツ活動を活性化しています。

総合体育館でも、オープニングイベントとしてNECブルーロケッツの試合が行われた他、Vプレミアリーグの試合やインターハイの会場として利用されるなど、多くの利用がされています。

交通アクセス

川越運動公園へのアクセスは、JR川越線・東武東上線の川越駅、または西武新宿線の本川越駅からバスが利用でき、「川越運動公園」停留所で下車することが可能です。

このように、川越運動公園は地域のスポーツ活動の拠点として重要な役割を果たしており、誰もが利用しやすい施設となっています。

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