師任堂、色の日記

師任堂、色の日記

『師任堂、色の日記』（原題：사임당 빛의 일기）は、イ・ヨンエとソン・スンホン主演で、2017年に韓国のSBSで放送された連続ドラマです。朝鮮王朝時代の著名な画家であり、韓国の5万ウォン紙幣にも肖像が採用されている申師任堂（シン・サイムダン）の生涯を、現代の視点も交えながら描いています。

あらすじ

物語は、イ・ヨンエ演じる現代の大学講師ソ・ジユンが、ある出来事をきっかけに申師任堂の隠された日記を発見することから始まります。日記に隠された真実を追い求めるうちに、ジユンは師任堂の生きた時代へとタイムスリップし、彼女の芸術と愛、そして苦悩に触れていきます。ソン・スンホン演じるイ・ギョムは、師任堂と深く愛し合う架空の人物として登場し、ドラマにロマンスの彩りを添えます。

作品の特徴

イ・ヨンエの13年ぶりのドラマ復帰: 『宮廷女官チャングムの誓い』以来となるイ・ヨンエのドラマ出演は、放送前から大きな話題となりました。彼女は、申師任堂と現代のソ・ジユンという二つの役を見事に演じ分けています。
過去と現代が交錯する物語: 朝鮮王朝時代と現代という二つの時代を舞台に、師任堂の生涯と現代の出来事が複雑に絡み合い、視聴者を飽きさせない展開が魅力です。
美しい映像美: 朝鮮王朝時代の風景や衣装、美術品などが美しく映像化されており、視覚的にも楽しめます。

登場人物

朝鮮王朝時代

シン・サイムダン（申師任堂）: イ・ヨンエが演じる、朝鮮王朝時代の著名な画家。芸術に情熱を注ぎ、愛に生きた女性。
イ・ギョム（宜城君）: ソン・スンホンが演じる、図画署の長。師任堂と深く愛し合う。
イ・ウォンス: ユン・ダフンが演じる、サイムダンの夫。
フィウムダン（チェ氏）: オ・ユナが演じる、サイムダンのライバル。
ミン・チヒョン: チェ・チョロが演じる、フィウムダンの夫。
中宗: チェ・ジョンファンが演じる、李氏朝鮮の第11代国王。

現代

ソ・ジユン: イ・ヨンエが演じる、大学講師。専門は朝鮮美術史。
ミン・ジョンハク: チェ・ジョンファンが演じる、ジユンの指導教授。学界の権威。
ハン・サンヒョン: ヤン・セジョンが演じる、ジユンの協力者。
チョン・ミンソク: イ・ヘヨンが演じる、ジユンの夫。ファンドマネージャー。
キム・ジョンヒ: キム・ヘスクが演じる、ミンソクの母。
コ・ヘジョン: パク・チュンミョンが演じる、ジユンの親友。
ソン館長: キム・ミギョンが演じる、財閥の運営するギャラリーの館長。
* ホ会長: ソン・ミニョンが演じる、ソン館長の夫。

視聴方法

韓国では、ドラマ全編の動画がSBSの公式ウェブサイトで無料で公開されています。日本では、シネマートやBSテレ東などで視聴可能です。

まとめ

『師任堂、色の日記』は、歴史、芸術、ロマンス、ミステリーなど、様々な要素が詰まった見応えのあるドラマです。イ・ヨンエの演技、美しい映像、そして緻密なストーリー展開は、多くの視聴者を魅了しました。朝鮮王朝時代の芸術と愛に触れたい方におすすめの作品です。

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