帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS

『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS』

『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINAL WARS』は、2016年6月22日にリリースされた日本の特撮オリジナルビデオ作品です。この作品は、スーパー戦隊シリーズの「帰ってきたシリーズ」の第6作目であり、2015年に放送された『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の特別編として、テレビシリーズの最終回から2年後を舞台にしたオリジナルストーリーを展開しています。全編は約55分にわたる内容です。

概要

本作品では、伊賀崎天晴と風花兄妹の母である桜子が初めて登場します。また、オリジナルキャラクターとして声優の潘めぐみが演じる九重ルナ／ミドニンジャーも重要な役柄を担っています。ストーリーは伊賀崎風花／シロニンジャーと百地霞／モモニンジャーを中心に展開し、テレビシリーズでは実現しなかったWヒロイン編が描かれています。そのため、女性キャラクターの活躍が際立つ内容となっているのが特徴です。

本作の制作には、テレビシリーズのメインライターである下山健人が関与しており、桜子の登場はテレビシリーズの時点での計画から持ち越されたものでした。新規の敵キャラクターは登場せず、過去の人気キャラクターに焦点を当てた物語が展開されます。また、アニメーションパートが挿入されており、これはニンニンジャーシリーズ初の試みです。

映像ソフトは通常版、超全集版に加えて、玩具「ミドニンジャーシュリケン」が付属した特別版も販売されています。

ストーリー

物語は、牙鬼軍団との戦いから2年後、主人公たちニンニンジャーが伊賀崎忍術道場に集まるところから始まります。彼らは、故人である好天の三回忌を迎え、忍者としての修行の成果を試すため牙鬼軍団の残党に立ち向かいます。その中で風花と霞は、独力でガシャドクロを倒すほど成長を遂げたことが明らかになります。

そこに現れたのが、天晴と風花の母、伊賀崎桜子です。彼女は風花と霞をアイドルユニット「ニンニンガールズ」としてプロデュースすることに決め、さらに新メンバーの九重ルナを加えます。そのため、男子メンバー4人は「ニンニンボーイズ」として彼女たちとアイドルバトルを戦うことになります。

一方、復活を遂げた有明の方は、息子の萬月の復活やニンニンジャーの仲間割れを狙って暗躍を始めます。このように、アイドルバトルと敵の復活というダイナミックな展開が交錯し、物語が進行します。

登場人物

• - 伊賀崎桜子: 伊賀崎兄妹の母。忍者好きで、自らも忍者プロデューサーとして活動しています。好天を追悼するため、兄妹をプロデュースする役割を担っています。
• - 九重ルナ: 新たな仲間として「ニンニンガールズ」に加入した女性で、特別な技能を持つキャラクターです。
• - ミドニンジャー: 九重ルナが変身する忍者戦士で、物語の中心的な戦力の一つとして登場します。

まとめ

この特撮作品は、伝説の戦隊キャラクターたちの新たな展開を描いており、視聴者にとって感動的な物語を提供します。本作を通じて、友情や成長をテーマにしたヒーローたちの戦いを楽しむことができるでしょう。ニンニンジャーシリーズのファンはもちろん、特撮ファンには必見の作品です。

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