常廣羽也斗
常廣羽也斗選手について
常廣羽也斗（つねひろ はやと）は、2001年9月18日生まれで大分県大分市出身のプロ野球選手です。広島東洋カープに所属する右投げ右打ちの投手で、これからの活躍が注目されています。
経歴
プロ入り前
常廣選手は大分市立豊府小学校時代の3年生で野球を始め、その後は大分市立南大分中学校に進学し、硬式野球クラブの大分シニアでプレーしました。その後、大分県立大分舞鶴高等学校に進学し、1年生の秋からエースとしての役割を務めました。3年生の夏には大分大会で三重総合高校に敗れる結果となりましたが、甲子園大会出場は果たせませんでした。プロ入りを目指す中、東京六大学や東都リーグでのプレーを希望しましたが、実績不足からスポーツ推薦の取得はできませんでした。自ら大学にアプローチをかけた結果、青山学院大学へ指定校推薦で進学することができました。
大学では、2年生春からリーグ戦に登板し、さらなる成長を遂げました。3年生の秋には、自己最速を記録する153km/hを投げ、4年生の春にはチームを33季ぶりの優勝へ導く大きな功績を成し遂げました。さらには、第72回全日本大学野球選手権大会で明治大学との決勝を制し、自らも最高殊勲選手賞と最優秀投手賞を獲得しました。日米大学野球選手権大会の日本代表にも選ばれ、さらなる注目を集めました。そして2023年9月13日にはプロ志望届を提出しました。
プロ入り
2023年10月26日のプロ野球ドラフト会議では、広島東洋カープと東北楽天ゴールデンイーグルスの2球団から1位指名を受け、抽選の結果広島が交渉権を獲得しました。11月24日には、契約金1億円＋出来高払い5000万円、年俸1600万円という条件で入団に合意し、背番号17を背負うことになりました。同時期に大学同期の選手たちもプロ入りしており、注目のドラフトとなりました。
広島でのプレー
2024年にはコンディション不良に悩むこととなり、春季キャンプ終了後から三軍で調整しました。しかし、5月7日にはウエスタン・リーグ対阪神タイガース戦で実戦初登板を果たしました。この試合では、井上広大選手に3点の本塁打を打たれるなど3回3失点という結果でしたが、5奪三振を記録し、最速149km/hを計測しました。今後の成長が期待される選手です。
選手としての特徴
常廣選手の最大の武器は、最高155km/hに達するストレートと優れたフォークボールです。特に外角低めに伸びるストレートは、狙った三振を奪う能力に優れています。力強い投球が持ち味の選手であり、今後の活躍が大いに楽しみです。
詳細情報
- - 背番号：17（2024年 - ）
- - 代表歴：2023年 第44回日米大学野球選手権大会 日本代表
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