常陸大宮市消防本部

常陸大宮市消防本部の概要

常陸大宮市消防本部は、茨城県常陸大宮市を管轄する消防機関です。所在地は姥賀町621にあり、348.45平方キロメートルの面積をカバーしています。職員数は80名で、2箇所の消防署があり、地域の安全を守るために日夜活動しています。

主力機械の紹介

2023年現在、消防本部が保有する主力機械は多岐にわたります。具体的には、次のような車両があります：

• - 消防ポンプ自動車：3台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：3台
• - 救助工作車：1台
• - 救急自動車：3台
• - 指揮車：1台
• - 広報車：3台
• - 資機材搬送車：1台
• - 広報指導車：1台
• - 団本部車：1台
• - 連絡車：2台
• - 運搬車：1台

これらの車両は、火災や災害、救急事態に迅速かつ効果的に対応するために配置されています。

沿革

常陸大宮市消防本部の歴史は1971年にさかのぼります。その年、那珂郡の大宮町と山方町による救急事務組合が設立されました。1973年には、共同処理する事務を変更し、大宮・山方地区消防事務組合が発足。すぐに旧大宮中学校の仮庁舎で業務が開始され、その翌年には正式な消防庁舎が完成しました。

さらに、1975年には広域消防体制が整い、救急業務もスタートしました。1982年には東茨城郡御前山村の救急業務を受託し、その後、1992年には御前山村が広域消防に参加しました。 1994年には組織の名前が改められ、大宮広域消防署が新たな役割を果たすことになりました。

2004年の合併により新たに常陸大宮市が誕生し、これに伴い現在の消防本部が設立されました。しかし、2011年には東日本大震災によって庁舎が損壊し、仮設庁舎に移転しました。その後、2013年に新しい消防本部が竣工し、再び地域の安全を支える拠点として機能しています。

組織構成

常陸大宮市消防本部は、総務課、予防課、警防課という3つの部門で構成されています。これにより消防業務を効率的に遂行すると共に、災害予防のための啓発活動にも力を入れています。

まとめ

常陸大宮市消防本部は、地域の安全と命を守るために、最新の設備と専門的な知識を持った職員によって支えられています。また、消防署の活動だけでなく、地域住民への防火教育や災害時の啓発活動も重要な役割を果たしています。今後もこの消防本部は、さらなる発展を目指していくことでしょう。

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