常陸太田市立図書館は、
茨城県常陸太田市にある公共の図書館で、地域住民に広く利用されています。本館は中城町に位置し、さらに3つの分室も運営されており、それぞれが地域に根ざしたサービスを提供しています。
概要
本館は、建築家・村井敬によって設計された鉄筋コンクリートの構造で、地上2階建てから成っています。延床面積は1,620
平方メートルあり、広々とした空間が利用者を迎えます。図書館のオーディオ・ビジュアル資料は、2009年3月31日現在で11,428点を誇り、多様な情報発信が可能です。
分室の所在地
- - 金砂郷分室: 常陸太田市高柿町272、交流センターふじ内
- - 水府分室: 常陸太田市町田町163-1、水府総合センターきらめき内
- - 里美分室: 常陸太田市折橋町623、里美文化センター内
これらの分室も含め、地域住民に対して質の高い情報サービスを提供しています。
利用案内
利用者には以下の貸出制限があります。
常陸太田市内に居住しているか、職場や学校があることが必要です。利用できる資料のポイントは、図書は最大10冊、CDや
カセットテープが5点、
ビデオや
DVDは2点までの貸出が可能です。
開館時間は、通常は午前9時30分から午後5時までですが、本館は水曜日と金曜日は午後7時まで延長されています。ただし、休館日は月曜日で、月曜日が祝日の場合にはその翌日が休館日になります。また、年末年始や特別整理期間にも休館です。
沿革
常陸太田市立図書館は
1990年(平成2年)の2月に本館が竣工し、それ以降地域において重要な文化施設としての役割を果たしています。
2007年4月23日には、子どもたちの読書活動を積極的に推進する優秀実践図書館としても表彰を受けました。
交通アクセス
図書館へのアクセスは非常に便利です。JR
水郡線常陸太田駅から徒歩おおよそ20分の距離で、また市民バスを利用することで、早く到着できます。生涯学習センターバス停から徒歩すぐの位置にあり、地域の皆さんにとって利便性の高い施設です。
周辺施設
図書館の周辺には、
常陸太田市生涯学習センターや市民交流センターパルティホール、商工会館などがあります。これらの施設は、地域のコミュニティ活動や学びの場として機能しており、図書館と合わせて多様な利用が可能です。
結論
常陸太田市立図書館は、その豊富な資料と充実したサービスによって、地域の皆様に愛され続けている図書館です。知識を得る場、情報を交換する場として、今後も多くの人々にご利用いただけるよう努めています。