幌南小学校前停留場

幌南小学校前停留場は、札幌市中央区南21条西6丁目に位置する札幌市電山鼻線の停留場です。停留場番号はSC15で、地域住民や学生の足として利用されています。

歴史

当停留場は、1931年（昭和6年）11月23日に「二高前」という名称で開業しました。当時の路線は単線でした。

その後、1948年（昭和23年）8月24日に「柏中学前」に改称されました。この頃から、地域における学校の存在が停留場名に反映されるようになります。

1951年（昭和26年）には、当停留場以北の区間が複線化されました。これにより、列車の運行頻度が増加し、利便性が向上しました。

1954年（昭和29年）7月には、当停留場から西線16条間の区間も複線化されました。これにより、さらに輸送能力が向上しました。

1965年（昭和40年）11月1日には、「山鼻20条」に改称されました。地域名が停留場名として採用された形です。

1973年（昭和48年）11月1日には、現在の「幌南小学校前」に改称されました。停留場のすぐ近くにある幌南小学校が停留場名の由来となっています。

2015年（平成27年）4月1日には、停留場番号が設定され、SC15となりました。

停留場構造

幌南小学校前停留場は、2面2線の対向式ホームを持つ構造です。これは、上下線それぞれのホームが向かい合って設置されていることを意味します。

北側には内回り（山鼻19条方面）のホームがあり、渡り線を挟んで南側には外回り（東屯田通方面）のホームがあります。各ホームには安全地帯が設けられていますが、両方向とも横断歩道には接していません。

安全地帯にはロードヒーティングが施されており、冬季間の安全な利用が確保されています。また、上屋が設置されており、雨や雪の日でも快適に待つことができます。

停留場周辺

停留場の周辺には、以下の施設があります。

札幌市立幌南小学校：停留場の名称の由来となった小学校です。
札幌市立柏中学校：かつて停留場名にもなった中学校です。
南22条大橋：停留場からほど近い場所にある橋です。
NTT北海道物流センター：NTT関連の物流施設です。

隣の停留場

札幌市電山鼻線の幌南小学校前停留場の隣の停留場は以下の通りです。

東屯田通停留場 (SC14)
山鼻19条停留場 (SC16)

幌南小学校前停留場は、地域住民の生活を支える重要な交通拠点として、今日も多くの人々に利用されています。

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