平みち

平 みちのプロフィールと経歴

平みち（本名：国田道子）は、1956年2月2日生まれの女優で、元宝塚歌劇団雪組トップスターです。彼女は兵庫県西宮市出身で、身長171cm、血液型はB型です。尼崎市立昭和中学校を卒業し、宝塚歌劇団59期生として1973年に入団しました。

宝塚歌劇団時代

平は49人中14位という成績で入団し、初舞台は星組公演『花かげろう／ラ・ラ・ファンタシーク』で踏みました。彼女の特技として、踊りや演技力があり、同期にも著名な女優が多数存在しました。特に、彼女の愛称「モサク」は、同期の大地真央によって名付けられたもので、平のそっけなくも温かみのある動作から来ていると言われています。

1974年には花組に配属され、996年までの数年間で多くの作品に出演し、その中でも1978年には松あきらのトップお披露目公演『エコーズ』でのダンスパートナー役を務め、高い評価を受けました。1979年には関西テレビの「宝塚テレビロマン」で特集されるなど、メディアにも露出が増え始めました。

1985年7月、彼女は『愛のカレードスコープ／アンド・ナウ！』で雪組のトップスターに昇進し、同作では神奈美帆を相手役に迎え、舞台上での存在感を大いに発揮しました。1988年には雪組の『たまゆらの記／ダイナモ！』東京公演を最後に宝塚を退団しました。

退団後の活動

宝塚退団後すぐに結婚した平みちは、家庭と活動を両立させながら女優としてのキャリアを築いています。舞台やテレビに出演し、時にはOG公演にも参加したり、さまざまなコンサート活動も行っています。また、宝塚市が設置した温泉健康施設「ナチュールスパ宝塚」では名誉館長を務め、地域貢献にも力を入れています。

彼女の主な舞台活動には、1989年の『麗しのサブリナ』、1990年の『LYLE』、1991年の『I DO I DO』、更に2008年に佐渡裕がプロデュースした喜歌劇『メリー・ウィドウ』などが含まれています。

テレビ活動とコンサート

テレビドラマにも多数出演しており、1990年のTBSの「月曜ドラマスペシャル・リトルステップ -命の限り踊りたい-」や、1991年からの日本テレビ「午後は○○おもいッきりテレビ」での準レギュラーとして知られています。

また、平みちはコンサートやライブ活動も盛況に行っており、「平みちディナーショー」や「平みちコンサート」、「チャリティーライブ」など多岐にわたります。これらの活動を通じて、彼女の音楽と舞台芸術に対する情熱が続いています。

総じて

平みちという名前は、宝塚歌劇団の舞台からテレビ、さらには地域貢献に至るまで幅広い活動を通じて、多くのファンに愛され続けています。彼女の才能は、ただの舞台女優にとどまらず、地域社会に根付いた存在としても輝きを放ち続けています。

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