庄司悦大

庄司悦大のプロフィール

庄司悦大（しょうじ よしひろ）は、1989年9月14日生まれで、静岡県沼津市出身のプロサッカー選手です。主にミッドフィールダーとしてプレーし、チームの中心的な存在として貢献しています。現在は結婚しており、私生活も充実しているようです。

プロ入り前のキャリア

庄司は、清水エスパルスジュニアユースにてサッカーを初め、中学から高校は静岡市立清水商業高等学校に進学。その後、専修大学へ進学し、3年次にはチームのレギュラーとして重要な役割を果たしました。特に、4年次にはキャプテンとしてチームを引っ張り、同学年の町田也真人や後輩の長澤和輝と共に攻撃的サッカーの中核を支えました。彼の活躍により、専修大学はリーグ戦初優勝を成し遂げ、庄司自身も個人のタイトルとしてMVP・ベストイレブンを受賞しました。これにより、彼の実力が広く認識され、インカレでの成功と共に、Jリーグの町田ゼルビアに加入が決定しました。

FC町田ゼルビアでの挑戦

町田ゼルビアに加入した2012年シーズン、庄司はルーキーとして開幕スタメンをつかみましたが、チームの成績が振るわず、後半戦はベンチでの時間が増えました。2013年には副主将に就任し、背番号を10番に変更。J3リーグに移行した2014年シーズンには、アンカーとしての役割を担いましたが、調子を崩し、シーズン終了後には町田との契約満了が発表されました。

山口と岐阜での実績

2015年には、J3リーグのレノファ山口FCへ完全移籍。山口ではボランチとして活躍し、上野展裕監督から「チームの心臓」と評されるほどのパフォーマンスを見せました。彼の貢献により、チームはJ2昇格を達成し、背番号10番を背負った2016年シーズンには全42試合に出場し続けました。その後、2017年にはFC岐阜に移籍し、加入初年度で主将を務めました。

仙台から京都への移籍

2018年には、ベガルタ仙台に完全移籍し、J1リーグでのプレーを経験しますが、出場機会はカップ戦に限られました。同年には出場機会を求めて京都サンガF.C.に期限付き移籍し、シーズン終了後に完全移籍となりました。2021年には契約満了により京都を退団します。

FC岐阜復帰とキャプテンシー

2021年12月には、北海道コンサドーレ札幌などのチームでの経験を活かし、FC岐阜に再移籍しました。2023年にはチームのキャプテンとして、さらなるリーダーシップを発揮しています。

プレースタイル

庄司のプレースタイルは、特にパス出しに秀でています。視野が広く、強弱をつけた多彩なパスを駆使するため、試合の流れをコントロールする重要な役割を果たします。彼は、日本代表経験のあるMF橋本英郎からも高く評価されています。J2での年間通算パス数は、2016年と2017年の2年間でそれぞれ4127本と4101本と、記録的な数値を誇っています。

結論

庄司悦大は、静岡県沼津市出身のプロサッカー選手であり、様々なクラブでの実績とリーダーシップにより、今後もさらなる成長が期待される存在です。

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