廣末陸

廣末 陸のプロフィール

廣末 陸（ひろすえ りく）は、1998年7月6日に東京都足立区で生まれたプロサッカー選手です。現在はJFLに所属するラインメール青森FCでプレーしています。ポジションはゴールキーパー（GK）です。

来歴

幼少期は、サッカーのフォワードとして活躍していましたが、小学生時代にはPK戦でゴールキーパーを任されることが多かったため、自然とGKに興味を持ち始めました。FC東京からの評価を受けて、中学校からはGKとしての道を選び、同クラブのU-15チームに入団しました。しかし、山口瑠伊選手や波多野豪選手といった才能ある選手たちとの位置競争に挑むも、身長とシュートストップ力が不足していたためU-18チームへの昇格は叶いませんでした。

その後、2014年には青森山田高校に進学し、早速レギュラーとして起用されます。彼は足元の技術を磨きながら、多様性のある正確なキックを武器とするGKとしての評価を確立。3年次には高円宮杯EASTでチームを優勝に導き、チャンピオンシップでは自身のセーブとゴールでPK戦を制し、青森山田の全国制覇に貢献しました。この功績によりMVPを受賞し、高校選手権でも決勝に進出。特に前橋育英高校との激闘では、ビッグセーブとともに攻撃にも関与しチームを勝利に導きました。

2017年にはFC東京に加入し、プロのスピードに最初は戸惑いを感じていたものの、2017年3月25日の相模原戦でJリーグ初出場を果たします。その後、U-23チームで27試合に出場しますが、トップチームでの出場機会には恵まれませんでした。

2019年から2020年にかけては、J2のレノファ山口FCやFC町田ゼルビアへの期限付き移籍を経験。その後、2021年にはJFLのラインメール青森FCに完全移籍を果たします。

プロでの活躍

ラインメール青森FCに移籍後、廣末選手はその実力を証明し続けています。2021年7月25日には、高知ユナイテッドSC戦でプロ初ゴールを達成。翌年2022年には、FC TIAMO枚方戦でPKを決め、2年連続得点を記録しました。2023年にはHonda FC戦でヘディングシュートを決め、3年連続でゴールを達成し、JFLのベストイレブンにも選出されています。2024年には開幕戦で同点弾となるPKを決め、4年連続得点を果たしました。

所属クラブ

• - 中北少年サッカークラブ（足立区立中川北小学校）
• - FC東京U-15深川（2011-2013）
• - 青森山田高等学校（2014-2016）
• - FC東京（2017-2020）
• - レノファ山口FC（期限付き移籍、2019）
• - FC町田ゼルビア（期限付き移籍、2020）
• - ラインメール青森FC（2021-現在）

主なタイトル

チーム

• - 高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEAST 優勝（2016年）
• - 全国高等学校サッカー選手権大会 勝者（2016年）

個人

• - JFL ベストイレブン（2023年）

まとめ

廣末陸選手は、青森山田高校時代から圧倒的な存在感を示し、その後もプロの舞台で成長を続けています。彼のプレースタイル、特にキック技術や試合での冷静な判断力は多くのファンに支持されており、これからの活躍が期待されます。

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