延岡市消防本部

延岡市消防本部について

延岡市消防本部（のべおかし しょうぼうほんぶ）は、宮崎県にある消防部局で、延岡市全域を管轄しています。地域住民の安全を守るため、消防活動や救急業務を担当しており、その存在は地域社会にとって不可欠なものです。

概要

所在地

• - 住所: 宮崎県延岡市野池町5丁目2761番地
• - 郵便番号: 〒882-0802

管内の概要

延岡市の管内人口は約121,147人、世帯数は51,658世帯となっており、広い面積は868.02 km²を誇ります。消防本部は、この広範な地域をカバーし、迅速な対応を行っています。

主力装備

延岡市消防本部が保有する主な消防・救急車両は以下の通りです。

• - 消防ポンプ自動車: 2台
• - 水槽付き消防ポンプ自動車: 4台
• - 化学消防車: 1台
• - はしご車: 1台
• - 救助工作車: 2台
• - 水槽車: 1台
• - 器材車: 1台
• - 救急車: 6台
• - 支援車: 1台（総務省消防庁から無償貸与）
• - 指令車: 1台
• - 指揮車: 1台
• - 広報車: 6台
• - 救助艇台車: 1台

これらの装備により、延岡市消防本部は様々な災害や緊急事態に即座に対応することができます。

沿革

延岡市消防本部の歴史は1948年（昭和23年）3月7日に設立されたことから始まります。その後、1963年2月には救急業務を開始し、地域の医療体制を強化しました。

1972年には旭化成自衛消防隊との消防応援協定を締結しましたが、1990年にはその解散に伴い協定を解除。1997年には北方町と北川町の消防業務を委託し、広域消防体制が確立されました。

2002年には北浦町との広域消防が開始され、1市3町の消防体制が整います。2006年には北方町と北浦町が延岡市に合併し、この新しい行政区画のもとで更なる組織の強化が図られました。

合併による地域の拡大に伴い、消防設備や人員も増強され、延岡市と北川町の合併、そして他自治体との消防相互応援協定が次々と結ばれるなど、連携強化が進められました。

2018年10月には、新しい延岡南分署が設置され、東海分署も延岡北分署として改名されるなど、組織の再編成が行われています。

組織

延岡市消防本部は、消防長と消防次長を中心に、様々な部門に分かれています。具体的には、総務課、予防課、警防課、通信指令課があり、各課にはそれぞれの役割が定められています。消防署には、消防職員166人（本部48人、消防署118人）が在籍し、効率的な運営が行われています。

延岡市消防本部は、地域住民の暮らしを守るため、常に高い警戒心と迅速な対応力を持って取り組んでいます。これからも、さらなるサービス向上に寄与することを目指し、消防・救急業務に励んでいくことでしょう。

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