引佐赤十字病院

引佐赤十字病院について

引佐赤十字病院（いなさせきじゅうじびょういん）は、静岡県浜松市浜名区に位置する医療機関であり、日本赤十字社が管理・運営を行っています。この病院は、地域の医療を支える重要な存在となっています。

沿革

病院の歴史は1946年にさかのぼります。この年、日本赤十字社静岡支部による引佐診療所が設立され、地域における医療サービスが始まりました。1951年には、引佐赤十字病院として正式に昇格し、医療機関としての機能を充実させていきました。

しかし、近年では診療科の縮小が進んでいます。2010年には小児科、皮膚科、耳鼻いんこう科が診療を終了し、2011年には外科や眼科の診療が終わりました。これらの変化は、地域医療への影響が懸念されています。

最新の情報として、2024年に病院は閉院されることが決まっています。具体的には、2月8日に日本赤十字社から閉院が公式に発表され、2月15日には整形外科の外来診療が終了し、3月29日には糖尿病・内分泌の外来診療が終了します。最終的な閉院日は2025年の3月31日と予定されています。

診療科

引佐赤十字病院では現在、以下の診療科が設けられています:

• - 内科
• - 整形外科
• - リハビリテーション科

このように、残された診療科でも地域の患者に対して必要な医療サービスを提供していますが、今後の医療環境は変化することが予想されています。

アクセス

病院へのアクセスは利便性が考慮されており、遠鉄バス43引佐線および45奥山線の「金指」停留所から徒歩約5分で到着できます。また、天竜浜名湖鉄道の金指駅からも徒歩約5分という距離であり、公共交通機関の利用が可能です。

まとめ

引佐赤十字病院は、長年にわたり地域の医療に貢献してきた医療機関です。しかし、診療科の縮小や閉院の発表は、地域医療の機能に問題を引き起こすことが懸念されています。今後、患者や地域住民は、他の医療機関へのアクセスや情報の確認がますます重要になるでしょう。この病院の今後の動向に注目が集まります。

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