弘前学院聖愛中学高等学校

弘前学院聖愛中学高等学校の概要

弘前学院聖愛中学高等学校は、青森県弘前市大字原ケ平字山元に位置する私立の中学校・高等学校です。この教育機関はキリスト教（プロテスタント）主義に基づいたミッションスクールとして、質の高い教育を提供しています。

歴史

1880年代から1900年代

1886年に弘前教会の牧師である本多庸一と、遺愛女学校の第2代校長メアリー・ハンプトンが協力して学校を設立。来徳女学校という校名でスタートし、1887年には弘前遺愛女学校に改称されました。1900年代に入ると、弘前女学校を経て1946年に聖愛高等女学校となり、1950年には弘前学院を冠する現在の校名に変更されました。

2000年代以降

当初は女子校としてスタートしたこの学校は、2000年に男女共学に移行しました。2006年には聖愛中学校が再開し、現在の教育システムを整えています。

学校の沿革

• - 1886年: 来徳女学校として開校
• - 1887年: 弘前遺愛女学校に改称
• - 1889年: 弘前女学校として認可
• - 1901年: 坂本町へ移転
• - 1946年: 聖愛高等女学校に改称
• - 1947年: 聖愛中学校が設立
• - 1948年: 聖愛高等学校が設立
• - 1950年: 現校名に改称
• - 1974年: 現在地に移転
• - 2000年: 男女共学化
• - 2006年: 聖愛中学校再開

交通アクセス

弘前学院聖愛中学高等学校へのアクセスは、弘南鉄道大鰐線の「聖愛中高前駅」から徒歩約10分。また、弘前駅からはスクールバスで約20分、さらには複数のバス路線が接続しており、便利に通学できます。冬季には特別な路線バスが運行されるため、どの季節でも安心して通うことが可能です。

部活動

学校の野球部は、2012年に青森大会で準優勝を果たし、翌年には初の全国大会への出場を果たしました。この成果は青森のスポーツシーンにおいて注目され、メディアから「りんごっ子」と称されました。また、女子バレーボール部や女子バスケットボール部も全国大会に出場するなど、高い競技力を誇っています。

著名な関係者と出身者

弘前学院聖愛中学高等学校には、創設者に関わった本多庸一やメアリー・ハンプトンなどの著名な歴史的人物もいます。出身者には、芸能界で活躍する中村ひとみやスポーツ選手の桜庭珠美など、多彩な人材が輩出されています。

このように、弘前学院聖愛中学高等学校は、長い歴史と伝統を持ちながら、現代の教育ニーズに応え、新たな未来を切り開いています。

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