彩みちる

彩みちるのプロフィールと経歴

彩みちる（いろどり みちる、10月19日生まれ）は、宝塚歌劇団月組に所属する娘役です。東京都目黒区出身で、洗足学園高等学校を卒業。身長163cm、血液型はA型で、愛称は「みちる」や「みちこ」として親しまれています。

来歴

宝塚音楽学校入学からの道のり
彩は2011年に宝塚音楽学校に入学し、2013年に99期生として卒業し、宝塚歌劇団に入団しました。彼女は入団時、成績は12番という優秀な結果を持ち、雪組公演『ベルサイユのばら』で華々しく初舞台を飾りました。

その後、2014年に雪組に配属され、多くの舞台に出演。2015年には『星逢一夜』で新人公演初のヒロイン役を務め、その後も3度にわたり新人公演のヒロインを演じるなど、その才能を発揮していきました。

2016年には『ドン・ジュアン』にて東上公演初のヒロインを経験し、翌年の『CAPTAIN NEMO』でもヒロインを果たしました。2021年11月に月組に組替えし、2022年の『ELPIDIO』では3度目となる東上公演ヒロインを演じています。

2023年には『フリューゲル』で、トップ娘役の海乃美月の急な休演に際して代役を務め、大劇場公演のヒロインを演じることとなりました。これまでのキャリアを通じて、様々な役柄をこなしており、その演技力と存在感で注目を集め続けています。

人物

彩みちるの母親はミュージカルと宝塚に親しんでおり、特に雪組のファンでした。幼少期から宝塚への憧れを抱いていた彩は、ミュージカル科のある高校に進学。その際、母からのアドバイスで音楽学校の受験を決心し、見事一発合格。初めは男役を志望していたものの、実際の声質と身長から娘役を選びました。

彩は性格的に率直で、思ったことを素直に表現するタイプです。彼女の舞台に対する情熱と努力は、周囲から高く評価されています。

主な舞台

初舞台

• - 2013年2月 - 雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』

組まわり

• - 2013年6月 - 雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』
• - 2013年9月 - 宙組『風と共に去りぬ』

雪組時代の主要作品

• - 2014年 - 新人公演『一夢庵風流記 前田慶次』
• - 2015年 - 新人公演『星逢一夜』新を初のヒロイン
• - 2016年 - 東上公演『ドン・ジュアン』
• - 2017年 - 東上公演『CAPTAIN NEMO』

月組時代の活動

• - 2022年 - 東上公演『ELPIDIO』ヒロイン
• - 2023年 - 新たな挑戦『フリューゲル』ヒロイン

特に注目される受賞歴

2024年には、『宝塚歌劇団年度賞』において2023年度アーティスト賞を受賞するなど、実力派娘役としての地位を確立しています。

彼女のこれからの活動に今後も期待が寄せられています。

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