後藤正規

後藤正規のプロフィール

後藤正規（ごとう まさき）は、1970年10月19日生まれの元プロバスケットボール選手で、静岡県の出身です。彼は現在、浜松開誠館高等学校の監督として、次世代の選手たちの育成に努めています。学歴には、静岡県の興誠高校、日本体育大学、筑波大学大学院などがあり、ポジションはシューティングガードです。

バスケットボールとの出会い

後藤は小学校の頃にバスケットボールを始めました。特に興誠高校時代には、予選会で1試合に50点以上を記録するなど、その卓越したシューティングスキルで周囲に強い印象を与えました。高校卒業後、彼は日本体育大学に進学し、大学でもその実力を証明しました。卒業時には1試合平均30点をあげると評価される選手となり、非常に注目されました。

プロ選手としてのキャリア

1993年、後藤は三菱電機に入社し、プロ選手としての道を歩み始めます。入社初年度からスターティングメンバーとして起用され、チームの主要な得点源となりました。翌1994年には広島アジア大会の日本代表に選ばれ、見事に銅メダルを獲得します。

しかし1996年にはNKKに移籍することになりますが、チームはその後廃部となりました。そのため、1998年にはアイシン精機に移籍し、プロ契約を交わします。アイシン精機では入れ替え戦の常連だったチームをタイトル争いに導く活躍を見せました。

紆余曲折を経ながらも、彼のキャリアは多くの成果に満ちており、2003年には元女子日本代表の竹内高美と結婚しました。2005年に現役を引退し、その後は筑波大学大学院に進学します。

指導者への道

2007年度からは東海大学のアシスタントコーチを務め、次世代の選手たちの育成に力を注ぎます。さらに、2009年には日本代表のアシスタントコーチとしても活躍しました。また、彼はノンフィクション作品『ファイブ』の主要人物としても知られています。

個人の受賞歴

後藤の選手生活は、数多くの個人タイトルや表彰にも裏打ちされています。彼はJBLで2回のMVP（2002年、2003年）、6回のJBLベスト5（1995年、2000年、2001年、2002-2003年、2003-2004年、2004年-2005年）、2回のJBLフリースロー表彰（1993年、2004年）を獲得しています。

経歴のまとめ

後藤正規の経歴を簡潔にまとめると、雄踏町立雄踏小学校から始まり、雄踏町立雄踏中学校を経て興誠高等学校、日本体育大学を卒業し、三菱電機、NKKを経てアイシン精機で活躍しました。現役引退後はアシスタントコーチとして多くのチームで指導に関わり、現役時代の経験を生かして若手選手の育成に尽力しています。後藤の人生は、バスケットボールに捧げた情熱と数々の成果に満ちたものであり、今後も彼の影響を受けた選手たちが活躍していくことでしょう。

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