後藤若葉(ごとう わかば)
後藤若葉は、
2001年6月4日生まれ、
東京都出身の
女子サッカー選手で、三菱重工浦和レッズレディースに所属しています。彼女のポジションはディフェンダーで、
早稲田大学を卒業しています。
経歴と人物
後藤選手は、少女時代に
東京都世田谷区の少年サッカーチーム「ARTEえいあんじ」でサッカーを始めました。サッカーへの情熱を燃やしながら中学・高校年代では日テレ・メニーナに在籍し、特に中高校生の頃には多くの試合に出場しました。彼女がメニーナ時代に出場したJFA 第23回全日本U-18
女子サッカー選手権大会では、決勝で
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18と対戦し、惜しくも1-2で敗北を喫しました。
高校卒業時には、トップチームの日テレ・ベレーザへの昇格と大学進学を選択する難しい局面に直面しましたが、「人として、サッカー選手として成長したい」という思いから
早稲田大学への進学を決意しました。
早稲田大学では、入学早々からレギュラーポジションに入り、特にディフェンダーとしてのスキルを発揮しました。2022年1月に開催された第30回全日本大学
女子サッカー選手権大会の決勝では、
静岡産業大学を相手に大雪の中、0-0から52分に自ら決勝点となるゴールを挙げました。この大きな勝利により、
早稲田大学は7度目の大会制覇を達成し、後藤選手は最優秀選手賞を受賞しました。
シニアキャリア
2023年8月には
特別指定選手として三菱重工浦和レッズレディースに登録され、その後
2024年2月に正式入団が決定しました。これにより、彼女はプロとしての新たな一歩を踏み出します。
代表歴
後藤選手は国際舞台でも活躍しており、2017年にはAFC U-16女子選手権においてU-16日本女子代表に選ばれました。3位決定戦ではフル出場し、翌年の2018 FIFA U-17女子ワールドカップに出場権を獲得。ワールドカップ本大会では3試合すべてに先発で起用されました。
さらに、2022年のアジア競技大会では
女子サッカー日本代表として出場し、決勝戦ではセンターバックとしてフル出場し、日本の金メダル獲得に貢献しました。
個人成績
クラブ
タイトル
- WEリーグ: 1回(2023-24シーズン)
このように、後藤若葉は若き才能を持つ実力派ディフェンダーとして、大学サッカーを経てプロリーグでもその実力を示しています。彼女の今後の活躍に期待が寄せられることでしょう。