徐建昌(ソ・ゴンチャン)
徐建昌(ソ・ゴンチャン)は、
1989年8月22日生まれの韓国出身の
プロ野球選手で、主に
内野手として活躍しています。彼は
光州広域市で生まれ、野球界において数々の記録を打ち立ててきました。
経歴
第一次LG時代
徐建昌は
2008年に
LGツインズにドラフト外で入団しました。彼のキャリアの初期にはあまり出場機会がなく、
2009年には一軍での出場はありませんでした。その結果、同年オフにチームから解雇されることとなります。
ネクセン・キウム 時代
解雇後、軍務を果たした後にネクセン・ヒーローズの入団テストを受け、2011年シーズンから本格的なプロキャリアをスタートさせました。2012年にはレギュラー選手となり、当時負傷中の
金旼成に代わり、活躍しました。この年、彼は
新人王と
二塁手ゴールデングラブ賞を受賞。
2014年には飛躍的な成績を収め、韓国プロ野球のシーズン安打数の新記録を樹立しました。彼はこの年、最終的に201安打を記録し、17本の三塁打を打って新たなシーズン記録を更新しました。さらに、打率は.370を記録し、首位打者、MVPにも輝き、卓越したパフォーマンスを証明しました。
しかし、2015年は負傷に見舞われ、十分な成績を残せませんでした。2016年には再び主力として活躍し、ゴールデングラブ賞を受賞。2017年4月には韓国プロ野球史上20人目となるサイクルヒットを達成し、その実力を印象付けました。
第二次LG時代
徐は2021年に12年ぶりに
LGツインズに復帰しました。シーズン後、初めてのフリーエージェント権を取得しながらも、残留を選択。また、2022年以降は出場機会が徐々に減少し、2023年にはチームが韓国シリーズで優勝したにも関わらず出場できない状況が続きました。最終的には自由契約としてチームを離れました。
起亜時代
2024年1月15日、徐建昌は出身高校がある光州の
起亜タイガースと契約しました。新たな環境での活躍が期待されます。
詳細情報
年度別打撃成績
- - 太字はリーグ最高、赤字はKBOにおける歴代最高
背番号
タイトル及び表彰
- - 首位打者:1回(2014年)
- - ゴールデングラブ賞:3回 (2012年、2014年、2016年)
徐建昌は、韓国プロ野球において特異な存在感を放ち続けており、今後の活躍にも期待が寄せられます。