徳島コンプリールサッカークラブ

徳島コンプリールサッカークラブ

徳島コンプリールサッカークラブは、徳島県板野郡板野町に本拠地を持つサッカークラブです。その起源は1977年にさかのぼり、当初は尾形クラブという名称で四国リーグに参加していました。このクラブは、設立以来数十年にわたって地域サッカーの発展に寄与してきた歴史あるチームです。

クラブの歴史

尾形クラブは、四国リーグが設立された当初から参戦しており、1980年代に入ると数回の名称変更を経て、1987年には「アレックスSC」と改名しました。この改名は、スポーツショップ「アレックススポーツ」の協力を受けてのものでした。

1982年には四国リーグで初優勝を果たし、全国社会人サッカー選手権大会にも出場してベスト4に進出するなど、その実力を証明しました。しかし、その後いくつかの波乱もあり、1994年には選手登録の違反により参加資格が剥奪され、公式戦を8試合に制限されることとなります。これにより、徳島県リーグに降格しました。

2000年には徳島県リーグ1部で優勝を果たし、四国リーグチャレンジチーム決定戦に挑戦しましたが、残念ながら敗れたため県リーグに残留することとなります。さらに2001年には徳島県リーグを連続で制覇し、8年ぶりに四国リーグへの復帰を果たしました。

2006年には四国リーグで7位を記録しましたが、南クラブとの入れ替え戦で生き残りをかけた戦いが繰り広げられました。合計で2-2の引き分けとなり、規定により残留が決まりました。しかし、2007年に名称を徳島コンプリールSCに改名し、同年は7位を記録したものの、翌年の2008年に全ての試合で敗北し、徳島県リーグに降格する結果となりました。そして、2009年からは徳島県リーグには参加しておらず、2013年には活動状況が確認できない状態となっています。

チームの成績

徳島コンプリールサッカークラブの歴史の中で手にしたタイトルとしては、四国サッカーリーグでの優勝が1回（1982年）が挙げられます。また、チームは地域のサッカー文化の発展を長期にわたって支えてきた存在であり続けているとも言えます。

クラブの公式戦における成績の変遷は、選手やスタッフの努力が色濃く反映されており、今後の活動再開が期待されます。サッカーファンにとって、このクラブの行く末は非常に興味深いものであり、地域住民からも親しまれています。クラブの未来に向けた新たな挑戦が待たれる中、徳島コンプリールSCが再び輝きを取り戻すことを願っています。

もう一度検索