徳島スポーツビレッジ

徳島スポーツビレッジとは

徳島スポーツビレッジ（以下、TSV）は、四国最大級のサッカー施設として、徳島県板野町に位置しています。この施設は2006年に着工され、同年の12月には一部の施設が利用可能となり、翌年の4月に工事が完了しました。総工費は約3億6000万円に達し、そのうち約1億9000万円は日本サッカー協会からの助成金、残りが徳島県内の企業や団体からの寄付金です。運営に必要な土地は、大塚製薬および板野町から無償で借用されています。

施設の活用

TSVは、プロのサッカーチームである徳島ヴォルティスの練習場としても利用されている他、地元サッカーチームの公式戦やさまざまなスポーツイベントが開催される場となっています。特に、徳島ヴォルティスのクラブハウスは、2006年12月に施設内に移転されて以来、チームの活動の中心となっています。更に、2021年に新しいクラブハウスが建設され、選手やスタッフのための充実した施設が提供されるようになりました。

新建設されたクラブハウスには、選手や監督、コーチ、スタッフ用のカフェテリアや厨房、休憩室が完備されています。また、会議室やゲストルームなども併設されており、スタッフの業務環境も整備されています。観客側の席や2階のカフェテリア前には、サポーターが利用できる開放的なテラスが設けられています。

主な設備

TSVの主な施設には、以下のような特徴があります。まず、ピッチAとピッチBは、それぞれ天然芝が敷かれたサッカーグラウンドです。また、ピッチBには照明設備も備わっており、夜間の利用が可能なため、利便性が高まっています。さらに、ピッチCは人工芝グラウンドで、こちらも照明設備が整っています。

加えて、クラブハウス内にはロッカールームやシャワールーム、会議室、そして無料駐車場も完備されています。

交通アクセス

TSVへのアクセスは非常に便利で、徳島自動車道の「藍住インターチェンジ」から車で約15分、高松自動車道の「板野インターチェンジ」からは約5分の距離にあります。また、JR板野駅からは車で5分の場所にあり、公共交通機関を利用する際も「徳島バス板野駅南」からあすたむらんど経由でのアクセスが可能です。あすたむらんど徳島で下車後、徒歩10分で到着することができます。

まとめ

徳島スポーツビレッジは、地域のサッカー振興だけでなく、多様なスポーツ交流の場を提供する施設として、多くの人々に利用されています。国家の支援や地域の協力を受けて運営されているこのスポーツ施設は、今後もさらなる発展が期待されています。

もう一度検索