徳島県立徳島中央高等学校

徳島県立徳島中央高等学校

徳島県立徳島中央高等学校は、徳島県徳島市北矢三町に位置する定時制と通信制を併設する県立高校です。多様な学習ニーズに応えるため、定時制では午前・午後・夜間の三部制を採用しています。定時制には普通科が、通信制には普通科と衛生看護科が設置されており、生徒一人ひとりのライフスタイルに合わせた学びを提供しています。

制服の着用は任意であり、私服での通学も可能です。生徒数は定時制と通信制を合わせると1600人を超え、徳島県内で最も生徒数の多い高校として知られています。

過去の学科

かつては、定時制（夜間部のみ）に以下の学科が存在していました。

商業科
技能連携科
機械科
電気科
建築科

これらの学科のうち、機械科・電気科・建築科は、徳島県立徳島科学技術高等学校へ移管されています。

また、通信制には家政科がありましたが、現在は廃止されています。

沿革

1978年（昭和53年）1月：徳島県立徳島中央高等学校設置
1978年（昭和53年）4月：開校
1981年（昭和56年）4月：定時制課程において徳島県立徳島職業訓練校との技能連携措置を開始（技能連携科導入）
1998年（平成10年）4月：定時制課程に昼間部普通科を設置。夜間部商業科の募集を停止。2学期制・単位制・3修制を導入。通信制課程にも単位制と3修制を導入。家政科を廃止。
2001年（平成13年）4月：定時制課程の商業科を廃止
2003年（平成15年）4月：定時制課程における徳島県立徳島職業訓練校との技能連携措置を終了（技能連携科廃止）
2005年（平成17年）4月：スクールカウンセラーを設置
2009年（平成21年）4月：定時制夜間部の工業科（機械科・電気科・建築科）が徳島県立徳島科学技術高等学校へ移管され廃止

部活動

陸上競技部・バレーボール部・バドミントン部は、全国高等学校定時制通信制体育大会に出場しています。陸上競技部は全国大会で、女子100m・200m準決勝（定時制夜間部）、男子100m・走幅跳・三段跳等（定時制昼間部）で優勝という輝かしい成績を収めています。バレーボール部（定時制夜間部）も全国大会でベスト8に進出しています。

また、ウェイトリフティング部からは国体出場者が出ています。通信制に設置されている演劇ビデオ制作部は、全国映画甲子園で女子演技賞を受賞するなど、文化的な活動も活発です。

その他

現在、学校での給食提供はありません。かつては定時制夜間部のみ給食があり、希望者は申請することで利用できました。定職に就いている生徒は、通常よりも安い価格で給食を利用できる制度がありました。

定時制の生徒は、定職に就きながら学べる環境を考慮し、自動車や原付での通学が許可されています。そのため、車両検査が実施されます。ただし、通信制の生徒は、毎週木曜日は自動車・バイクでの通学が認められていません。

夏休み頃には、家庭訪問と合わせて職場訪問も実施されています。体育祭は定時制・通信制で別々に行われますが、文化祭は合同で開催されます。

2021年（令和3年）4月には、都道府県立としては初の公立夜間中学校である徳島県立しらさぎ中学校が本校校舎の一部を使用して開校しました。

アクセス

徳島県立しらさぎ中学校#アクセスを参照してください。

関連項目

徳島県高等学校一覧
日本の定時制高等学校一覧
日本の看護に関する学科設置高等学校一覧

外部リンク

徳島県立徳島中央高等学校
徳島県立徳島中央高等学校・通信制
* 徳島中央高等学校通信制・演劇ビデオ制作部ブログ - ウェイバックマシン

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