徳島県立総合教育センター

徳島県立総合教育センター

徳島県立総合教育センター（以下、センター）は、徳島県が設立した教育に関連する研究及び研修機関です。このセンターの目的は、地域の教育を充実させ、次世代を担う人材の育成と、県民の生涯学習の促進を図ることです。センターは2004年に設立され、前身の徳島県教育研修センターと徳島県情報処理教育センターが統合される形で誕生しました。

所在地

センターは徳島県板野郡板野町の犬伏字東谷に位置しています。交通の便も良く、周辺地域からもアクセスしやすい立地です。

事業内容

センターの主な事業は以下の通りです：

• - 教育関係職員の研修ファシリテーション：教員や教育関連職員に対する多様な研修プログラムを提供し、専門性の向上を図っています。
• - 教育に関する調査研究：教育現場でのニーズに基づき、専門的且つ技術的な調査研究を行い、その成果を導入するサポートを行っています。
• - 資料及び情報の収集提供：教育に関する様々な情報や資料を収集し、関係者に提供することにより、情報共有を促進しています。
• - 教育相談の実施：教育に関する悩みや相談に応じる場を設けており、様々なニーズに対応しています。
• - 情報教育の推進：情報技術の進展に伴う新たな教育手法の普及に力を入れています。
• - 生涯学習の支援：すべての年代の県民に向けた生涯学習の機会を創出し、学びの場を提供しています。
• - その他必要な事業の実施：センターの設立目的を達成するために必要なさまざまな事業を展開しています。

沿革

センターの歴史は長く、以下のような発展を遂げています：

• - 1949年：徳島県教育研究所が設立される。
• - 1957年：徳島県教育研究所が廃止となり、徳島県立教育研究所が設立。
• - 1969年：徳島県立教育研究所が閉所し、教育研修センターが設立される。
• - 1972年：情報処理教育センターが設立。
• - 2000年：教育情報ネットワークシステムの運用が開始。
• - 2004年：現在の徳島県立総合教育センターが開設される。
• - 2008年：徳島県立総合大学校も設立され、教育機関の連携が強まりました。

組織と構成

センターは複数の課から成り立っており、各課がそれぞれの専門領域での業務を担当しています。主な組織構成は以下の通りです：

• - 企画総務課：センター全体の計画や運営を担当。
• - 学校経営支援課：学校現場への支援プロジェクトを進行。
• - 教職員研修課：職員研修の企画と実施を担当。
• - 特別支援・相談課：特別支援教育に関する相談に応じる課。
• - 生涯学習課：生涯にわたる学びをサポートする事業を展開。

こうした体制のもと、徳島県立総合教育センターは地域社会の教育に寄与し、未来を見据えた人材育成の拠点としての役割を果たしています。

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