徳島県道183号亀浦港櫛木線

徳島県道183号亀浦港櫛木線の概要

徳島県鳴門市を走る県道183号亀浦港櫛木線は、特にドライブを楽しむ方々に人気の高い一般県道です。この道は、鳴門町の土佐泊浦から瀬戸町へと連なり、美しい自然の中を縫うように進んでいきます。特に、鳴門の渦潮で名高い鳴門海峡の近くに位置し、大毛島の亀浦港から島田島の内陸部を通じて、波の穏やかな瀬戸内海や小鳴門海峡をまたいでいます。

道路の特徴

この路線は、元々は有料道路であった鳴門スカイラインの一部を含んでいます。現在でもスカイラインという愛称が広く使われており、県内でも屈指のドライブコースとして知られています。道路沿いには7つの橋が架かっており、これらの橋の高さからは、山々と海の素晴らしい景色を楽しむことができます。大部分は起伏に富み、急カーブや急勾配が連続しているため、運転には慎重さが求められます。

安全に運転するために

起点の鳴門市鳴門町近くでは、落石の危険があるため特に注意が必要です。また、周囲の集落への連絡路は狭い1.5車線程度となっていることが多く、運転時は安全を最優先にしましょう。

観光スポット

島田島の中心には四方見展望台があります。ここでは、素晴らしい眺望を楽しむことができ、近隣には四方見橋があり、釣り用のいかだが浮かぶウチノ海の風景を一望できる地点になっています。さらに、沿線にはゴルフ場や宿泊施設、休憩所も配置されており、観光客には嬉しいスポットが点在しています。

路線データ

• - 起点: 鳴門市鳴門町土佐泊浦福池（徳島県道11号交点）
• - 終点: 鳴門市北灘町櫛木字井ノ尻（国道11号交点）
• - 距離: 11.028 km（うち旧有料道路区間8.1 km）
• - 制限速度: 瀬戸町堂浦 - 瀬戸町北泊は40 km/h、それ以外は50 km/h

歴史

この道路は、1969年に徳島県道亀浦港櫛木線として初めて認定されました。その後、1972年に現在の徳島県道183号亀浦港櫛木線として再認定され、1996年には鳴門スカイラインが無料開放されました。

交通の便

この道路が通過する自治体は鳴門市で、道中には亀浦港や鳴門観光港、数多くの駐車施設が点在しています。また、ウチノ海や小鳴門海峡、鳴門カントリークラブなどの自然豊かな場所にもアクセスしやすく、観光にも最適なルートです。

運転中は周囲の景色を楽しみながら、安全運転を心がけてください。徳島の美しい自然を満喫できるこの県道183号をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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