志の輔ラジオ 気分がいい!

志の輔ラジオ 気分がいい!

「志の輔ラジオ 気分がいい!」は、文化放送が1990年4月9日から1996年3月28日まで放送していたラジオ番組です。この番組は、立川志の輔がパーソナリティを務め、聴取者にエンターテインメントを提供することを目指していました。

番組の歴史

この番組は、1976年から長期にわたって放送されていた高島忠夫の生ワイド番組群が終わった後に始まりました。「高島忠夫のダイナミックジャンボ」から「お元気ですか高島忠夫です」と約14年間続いた番組に代わって、志の輔がそのバトンを受けました。高島氏の番組終了から少し時間をおいて、文化放送は後続の「志の輔ラジオ 土曜がいい!」や「志の輔ラジオ 落語DEデート」など、多様な番組を展開しました。

放送時間

放送は1990年から1995年までは毎週月曜日から金曜日の9:00から11:00まで。1995年4月からは毎週月曜日から木曜日の9:00から11:00に変更されました。この変更は、金曜日に内海好江と寺島尚正がパーソナリティを務める「好江・寺ちゃん お祭りガバチョ」が始まることによるものでした。

パーソナリティとアシスタント

番組の顔とも言える立川志の輔は、独特のトークと進行でリスナーを魅了しました。アシスタントには当初、小林千絵が月・水・金に出演し、1990年10月からは全曜日に登場。ナース井手、そして大桃美代子や小向真里子、水谷加奈など、さまざまなアシスタントが加わり、番組に彩りを添えました。

番組のコーナー

番組内には多彩なコーナーが設けられました。9時台には、「私ってワガママ 〜いまどきの妻たち」や「王様と私」といったトークコーナーが人気を集めていました。特に「志の輔の裸の王様」や「カゴメ モーニングトーク 志の輔のおかわり自由」など、リスナーからの参加を促すコーナーも展開されました。

また、クロネコヤマト提供の「志の輔のらくがき川柳新鮮流」では、投稿された川柳が松、竹、梅のランク付けで評価され、松を獲得した方には賞金が贈られる仕組みが話題を呼びました。この時、賞金の発表時にはあみんの「待つわ」が流れ、その印象的な演出がリスナーの記憶に残っています。

10時台では、「HAPPY PROJECT 〜みんなで考えよう〜」や「人妻さん おじゃまします 志の輔です」といったコーナーが展開され、地域の商店街やスーパーからの中継も行われました。主婦が参加し、問題に正解すると現金を獲得する企画もあり、リスナーとのインタラクションを大切にした内容が特徴的でした。

まとめ

「志の輔ラジオ 気分がいい!」は、懐かしさと親しみやすさを持つユニークなラジオ番組でした。リスナーを楽しませ、参加を促すことで、長きにわたって愛され続けたことが伺えます。多くのアシスタントやコーナーとともに、毎日の生活に彩りを与えたこの番組は、文化放送の歴史においても重要な位置を占めています。

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