怪奇!YesどんぐりRPG

怪奇!YesどんぐりRPG：一発ギャグが織りなす異色のトリオ

怪奇!YesどんぐりRPGは、Yes!アキト、どんぐりたけし、サツマカワRPGの3人からなる日本のお笑いトリオです。それぞれ異なる事務所に所属しながら、独自のスタイルで人気を集めています。ボケとツッコミといった役割分担は存在せず、全員が持ち前のギャグセンスを爆発させるのが特徴です。

メンバー紹介

Yes!アキト (1990年6月11日生まれ、山形県出身、北海道札幌市北区育ち)
本名：皆月 明人
所属事務所：サンミュージックプロダクション
メンバーカラー：赤

どんぐりたけし (1992年8月27日生まれ、茨城県牛久市出身)
本名：大野 剛史
所属事務所：ケイダッシュステージ
メンバーカラー：緑

サツマカワRPG (1991年1月26日生まれ、山梨県甲府市出身)
本名：薩川 凜
所属事務所：ケイダッシュステージ
* メンバーカラー：青

結成とM-1グランプリ

どんぐりたけしとサツマカワRPGがケイダッシュステージに所属していたことがきっかけで、当時フリーだったYes!アキトと出会い、ユニットを結成しました。3人とも一発ギャグを得意とする点が共通点となり、意気投合したのです。

M-1グランプリ2018へのエントリーを皮切りに、彼らの存在は徐々に世に知られるようになりました。「プレイヤーチェンジ」という、立ち位置を入れ替えながら次々と一発ギャグを披露していくスタイルは、審査員や観客の心を掴みました。以降もM-1グランプリに複数回出場し、準々決勝まで進出するなど、着実に実力を示しています。

サツマカワRPGは、以前吉本興業所属のTEAM近藤と「TEAMサツマカワ」を組んでM-1グランプリに出場していました。しかし、2018年は事務所の都合で出場できなくなり、アキトとどんぐりを誘って怪奇!YesどんぐりRPGを結成したのです。彼自身は、このユニットを「北海道の一発ギャグ（アキト）、茨城の一発ギャグ（どんぐり）、山梨の一発ギャグ（サツマカワ）が集まって人間の形になった」と表現しています。

2018年にはクラウドファンディングで大阪ライブの開催資金を募り、目標金額の約4倍を集めるという成功を収めました。2019年にはYes!アキトがサンミュージックプロダクションに所属し、メンバーそれぞれの事務所が異なるという、珍しい形態のユニットとなりました。そのため、公式プロフィールは各事務所のサイトには掲載されていません。

ピン芸人の仕事が入った場合は、「Yes抜き」「RPG抜き」といった注釈付きでライブに出演することもあります。また、M-1グランプリ2024では、どんぐりたけしとサツマカワRPGの2人で「ロボドカーン」というコンビを結成し、出場するという新たな試みも行っています。

ユニークな芸風

怪奇!YesどんぐりRPGの芸風は、彼らの持ちネタを最大限に活かしたものです。代表的なネタである「プレイヤーチェンジ」は、ローテーションで一発ギャグを披露していくスタイル。持ちギャグさえあれば誰でも参加可能で、ライブでは他の芸人とのコラボレーションも行われています。

他にも、「応援団」や「ムール貝」といった、独自の世界観を持ったネタも存在します。「ムール貝」のネタは、観客への問いかけから始まる展開が特徴で、バリエーションも豊富です。

メディア出演

彼らは数々のテレビ番組やラジオ番組に出演し、その個性的な芸風で多くの視聴者、リスナーを魅了してきました。出演番組の一部を挙げると、テレビでは「前略、西東さん」「ウチのガヤがすみません！」「有吉の壁」など、ラジオでは「怪奇!YesどんぐりRPGの部屋」「爆笑問題の日曜サンデー」などがあります。映画にも出演経験があります。

賞レース戦歴

M-1グランプリを中心に、数々の賞レースに参加し、好成績を残しています。キングオブコントや歌ネタ王決定戦にも出場し、準決勝進出を果たした実績もあります。「ソウドリ〜SOUDORI〜」では優勝経験も持っています。2024年のR-1グランプリでは、3人全員が準決勝に進出しました。

ライブ活動

単独ライブや、他の芸人との合同ライブなど、精力的にライブ活動を行っています。2018年以降、数多くのライブを開催し、観客を沸かせてきました。

まとめ

怪奇!YesどんぐりRPGは、3人の個性が融合した、唯一無二のお笑いトリオです。一発ギャグを軸に、常に進化を続ける彼らの今後の活躍に目が離せません。それぞれの持ち味を活かした芸風と、M-1グランプリでの活躍は、彼らが日本のコメディシーンに新たな風を吹き込んでいる証と言えるでしょう。

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