恋の話と

恋の話と

『恋の話と』は、2013年にI.D.から発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームです。2014年には価格改定版も発売されました。

制作の背景

本作は、『初恋予報。』『初恋前線。』に続くI.D.ブランドの第3作です。タイトルに込められた意味は、恋愛のその後をあえて『と』で終わらせることで、ヒロインそれぞれの物語や可能性をプレイヤーに感じてもらいたいという願いが込められています。また、前2作以上にヒロインに深く踏み込み、彼女たちの日常の些細な瞬間まで丁寧に描き出すことで、より繊細な恋愛模様を描くことを目指しています。

あらすじ

主人公の高道創は、親の再婚をきっかけに、朧げな記憶しかなかった姉・早苗と再会し、同居生活を始めます。早苗は、これまでの空白を埋めるかのように創に過剰なスキンシップをしてきます。そんな早苗に触発され、これまで創に密かに想いを寄せていたヒロインたちも積極的にアプローチを仕掛けてくるようになり、創の周囲は一気に賑やかになっていきます。

登場人物

高道 創（たかみち はじめ）
本作の主人公。青誠学園の2年生で、人当たりの良い性格からクラスでも人気者ですが、恋愛には鈍感な一面も。幼い頃から抱える秘密があり、他人との間に距離を置いてしまうことがあります。ネット動画の歌「SKY」がお気に入り。

藤都 早苗（とうと さなえ）
声：絢音遥
創の義理の姉で、青誠学園の3年生。創のことを「はじめちゃん」と呼び、創からは「さな姉」と呼ばれています。重度のブラコンであり、創と一緒にいたいという理由で転校してきました。芸能関係の仕事をしているものの、詳しいことは創にも話していません。創へのスキンシップが激しく、入浴中に裸で突入してくることも。学園では話題の的で、告白されることもありますが、好きな人がいるという理由で断っています。焼きもち焼きな一面も。

桜川 花（さくらがわ はな）
声：涼森ちさと
青誠学園の2年生で、創のクラスの委員長。創のことを「高道君」と呼んでいます。創に好意を寄せていますが、周囲にはバレバレ。テニス部に所属しており、テニスウェア姿をよく見かけられます。「花ちゃん」の愛称で親しまれ、学園では知らない人がいないほどの人気者。スタイルが良く、体重を気にすることも。

世條 千歳（せじょう ちとせ）
声：shizuku
青誠学園の2年生で、創のクラスメイト。創のことを「創」と呼びます。占いが好きなミステリアスな少女で、デパートの占いの店でアルバイトをしています。占いの的中率は100%。無口であっさりとした話し方をするため、客とトラブルになることも。成績優秀で読書家でもあります。かりんとうが好物。

灯辺 あゆな（ともしべ あゆな）
声：手塚りょうこ
活動休止中のシンガーソングライターで、創と同年代ですが、学校には通っていません。創のことを「創くん」と呼びます。早苗の所属する会社の先輩で、学生時代に憧れを抱いています。気まぐれで自由奔放な性格で、創を振り回すこともありますが、本人は楽しんでいる様子。しっかりとした芯があり、それを貫こうとします。

大岡 あたる（おおおか あたる）
青誠学園の2年生で、創のクラスメイトであり親友。オタクで二次元にしか興味がないものの、女生徒からの人気が高く、告白されることも多いですが、女性が苦手。

小鳥遊 みゆき（たかなし みゆき）
青誠学園の3年生で、早苗の友人。

高見沢 ソラ（たかみさわ そら）
あゆなルートに登場するアイドル。現在は女優として活動しており、ドラマで共演している創にアプローチをかけています。

美咲 葵（みさき あおい）
早苗のマネージャー。

多名賀（たなか）
あゆなルートに登場するあゆなの元マネージャー。

スタッフ

企画・原画：龍牙翔
シナリオ：靖子、来夢みんと、佐久間零式改、中原隊長、8（エイト）、歌鳥
BGM：Roundbooster Architextur
制作：I.D.

主題歌

主題歌：「Dear My」
作詞：sunny (Roundbooster Architexture)
作曲・編曲：xaki (Roundbooster Architexture)
歌：本木咲黒
挿入歌：「BACKSPACE-ENTER」
歌：SKY Starring 本木咲黒
挿入歌：「Circulation」
歌：灯辺あゆな Starring 手塚りょうこ

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