恋人になりたい
『恋人になりたい』は、日本のロックバンドAlfeeが
1980年11月5日にリリースした9枚目の
シングルです。この
シングルは、バンドが再デビューを果たしてから初めて、
坂崎幸之助がリード・ヴォーカルを務めた楽曲でもあり、彼と
桜井賢との間でスイッチ・ヴォーカルが行われるスタイルが特徴です。
この曲は、オリジナルアルバムには収録されておらず、1983年に発売されたベストアルバム『
PAGE ONE -13 PIECES OF ALFEE』に、バンドアレンジのヴァージョンとして収められました。この新たなアレンジは絶賛され、以降のライブパフォーマンスでも定番曲として演奏されることが多くなりました。
ジャケットデザインには、曲のタイトルが日本語で書かれ、また歌詞に由来して「I WANNA BE YOUR LOVER」という英語の表記も施されています。アルフィーのファンにとって、このビジュアルは特に印象に残るものとなっています。
収録情報
シングルには以下の曲が収録されています。
- 作詞・作曲:
高見沢俊彦
- 編曲:
井上鑑&アルフィー
- 作詞・作曲:
高見沢俊彦
- 編曲:
井上鑑&アルフィー
この
シングルは、いくつかのアルバムやコレクションにも収録されています。その中で目立つ作品には、アルフィーが選ぶマイベスト20、BEST HIT アルフィー全曲集、
ALFEE A面 コレクションなどがあります。特に『
PAGE ONE -13 PIECES OF ALFEE』には新たに録音されたヴァージョンが含まれており、長年にわたり人気を保ってきました。
また、製品のカタログには、EPの番号が7A 0019、CDの番号がS10A 0116(1988年6月21日発売)として記されています。これに加え、
2006年の春のコンサートツアーでは、『恋人になりたい』という名のスイーツが販売されました。このお菓子のパッケージには、当時のジャケットの画像がモチーフとして使用され、ファンの間で話題を呼びました。
このように『恋人になりたい』は、Alfeeの音楽キャリアの中で重要な位置を占める楽曲であり、今でも多くの人々に愛されています。バンドの魅力を感じさせてくれるこの曲は、彼らの音楽に親しむための素晴らしいエントリーポイントとなることでしょう。