想い出がいっぱい 〜the 21st century〜

H2Oの10枚目のシングル「想い出がいっぱい 〜the 21st century〜」は、2003年10月29日にユニバーサルミュージックから発売されました。この楽曲は、1983年にリリースされ、H2Oの代表曲となった「想い出がいっぱい」のセルフカバーであり、21世紀バージョンとして新たなアレンジが施されています。

楽曲の背景

オリジナル版「想い出がいっぱい」は、アニメ『みゆき』のエンディングテーマとして広く知られ、H2Oの知名度を飛躍的に高めました。その20年後に発表された「想い出がいっぱい 〜the 21st century〜」は、オリジナル版の持つノスタルジックな雰囲気を残しつつ、現代的なサウンドにアップデートされています。

CMタイアップ

この楽曲は、女優の長谷川京子さんが出演したキヤノンのプリンター「PIXUS」のテレビCMに使用されました。CMでは、家族の思い出を写真としてプリントする温かい情景が描かれ、「想い出がいっぱい 〜the 21st century〜」の歌詞とメロディーが、その感動的な雰囲気をさらに引き立てました。CMとの相乗効果で、楽曲は幅広い世代に再び注目されることとなりました。

収録曲について

シングルには以下の4曲が収録されています。

1. 想い出がいっぱい 〜the 21st century〜
編曲: 石田小吉
21世紀バージョンとして新しくアレンジされた楽曲。
2. [想い出がいっぱい]
編曲: 萩田光雄
1983年にリリースされたオリジナル版。
3. 想い出がいっぱい 〜the 21st century〜（カラオケ）
21世紀バージョンのカラオケ。
4. 想い出がいっぱい（カラオケ）
オリジナルバージョンのカラオケ。

作詞は全曲とも阿木燿子さん、作曲は鈴木キサブローさんが手掛けています。編曲は、「想い出がいっぱい 〜the 21st century〜」を石田小吉さん、オリジナルバージョンを萩田光雄さんが担当しています。

「想い出がいっぱい 〜the 21st century〜」は、過去のヒット曲を新たな形で蘇らせ、CMとの連携によって再び多くの人々の心に響いた楽曲です。H2Oの音楽活動における重要な作品の一つと言えるでしょう。

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