戸田市消防本部

戸田市消防本部の概要

戸田市消防本部は埼玉県戸田市に位置する消防機関であり、市全域を管轄しています。その拠点は戸田市大字新曽にあり、面積は約18.17km²です。職員は139名が在籍しており、消防署の本署を含めて1カ所と、分署が2カ所存在しています。

主な設備と機械

2019年4月1日現在、戸田市消防本部は以下の主力機械を保有しています：

• - 水槽付消防ポンプ自動車：5台
• - はしご付消防自動車：2台
• - 化学消防自動車：1台
• - 水槽車：1台
• - 救助工作車：1台
• - 高規格救急自動車：5台
• - 資機材搬送車：2台
• - 災害支援車：1台
• - 指揮車：1台
• - 指令車：1台
• - 査察車：2台
• - 防災学習車：1台
• - 連絡車：7台

これらの装備は、迅速かつ効果的な救助活動を可能にし、地域住民の安全を守るために利用されています。

歴史的な沿革

戸田市消防本部は1965年4月1日に設立され、当初は22名の職員でスタートしました。同年の10月には新庁舎も落成し、1966年からは段階的に職員数が増加していきました。市制施行に伴い、1966年10月1日には戸田市消防本部・消防署へと改称され、救急業務も開始されました。

その後も、消防職員数は徐々に増加し、1971年には西部分署が完成。1990年には新たな庁舎が業務を開始し、2015年からは三交代制勤務が導入されました。2020年4月には職員数が168名に達し、さらに組織の規模が拡大しています。

各部署と組織構成

戸田市消防本部は、総務課、予防課、警防課から成る本部と、消防署を構成しています。消防署は消防第1課から第3課までの3つの課に分かれており、それぞれの専門的な役割を担っています。

相互応援協定と災害対応

戸田市消防本部は、迅速な災害対応を行うために、周辺の消防機関と相互応援協定を結んでいます。この協定により、市境付近で発生した災害や大規模災害に対して、迅速に応援ができる体制を整えています。具体的には、さいたま市消防局、蕨市消防本部、川口市消防局、埼玉県南西部消防局、東京消防庁などと連携しています。

これにより、地域住民の安心・安全を常に守り、万が一の事態にも迅速に対応できるよう努めています。これからも戸田市消防本部は、地域社会の安全を守るために、日々努力を続けていくことでしょう。

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