扇原貴宏

扇原貴宏のプロフィール

基本情報

• - 名前: 扇原 貴宏（おうぎはら たかひろ）
• - 生年月日: 1991年10月5日
• - 出身地: 大阪府堺市東区
• - 所属クラブ: ヴィッセル神戸
• - ポジション: ミッドフィールダー（ボランチ）、ディフェンダー（センターバック、左サイドバック）
• - 代表歴: 元日本代表

来歴

プロ入り前

扇原は、小学3年生の時にサッカーを始め、セレッソ大阪のスクールに通いながら、4年生の時には地元の堺北FCに所属しました。中学1年時には、セレッソ大阪のU-15に加入し、その後U-18チームへと昇進。ユース時代は主にセンターバックとしてプレーし、各年代の代表にも選ばれました。2009年には、永井龍と共にトップチーム昇格が決定しましたが、当初は監督の指示でボランチにコンバートされました。

セレッソ大阪

2010年、扇原はプロ入りしたものの、6月に右腓骨を骨折し、手術を受けてシーズンを棒に振りました。2011年には背番号を24から2に変更し、同年5月にAFCチャンピオンズリーグでプロデビューを飾りました。以後、J1リーグで初出場し、公式戦で4得点を挙げる活躍を見せました。

名古屋グランパス

しかし、セレッソでは出場機会に恵まれず、シーズン途中で名古屋グランパスに移籍します。初の試合で腰椎を骨折し長期の休養を余儀なくされましたが、復帰後はわずか2試合の出場に留まりました。

横浜F・マリノス

2017年に横浜F・マリノスに完全移籍し、ここでは順調に出場機会を得ます。2019年にはチームがリーグ優勝を果たし、彼も重要な役割を果たしました。また、2021年にはチームからの感謝の言葉と共にヴィッセル神戸に移籍しました。

ヴィッセル神戸

2022年には、名古屋グランパスとの開幕戦で退場処分を受けるなど波乱の幕開けでしたが、2023年のシーズンでは徐々にコンディションを整え、重要な試合での活躍が目立つようになりました。特にセレッソ大阪戦ではリーグ初先発となり、以降はレギュラーポジションを確保。シーズン終盤には、勝利を重ねるチームの一員として、クラブ史上初のJ1リーグ優勝に貢献しました。

代表歴

扇原は、ロンドンオリンピックを目指すU-23日本代表に選出され、2012年には全6試合中5試合で先発出場して4位入賞に貢献。また、同年のトゥーロン国際大会では強豪オランダ相手に決勝点を挙げ、2013年にはAFCの日本代表に選出されるなど、国際舞台での経験も豊富です。

エピソード

2011年のナビスコカップ準々決勝後、ペットボトルを観客席に投げ返す行為によってクラブから処分を受けたことがあり、反省の意を示すために髪を丸刈りにしたエピソードはファンの間でも話題となっています。

所属クラブ経歴

1. 堺北FC (2001-2003)
2. セレッソ大阪U-15 (2004-2006)
3. セレッソ大阪U-18 (2007-2009)
4. セレッソ大阪 (2010-2016)
5. 名古屋グランパス (2016)
6. 横浜F・マリノス (2017-2021)
7. ヴィッセル神戸 (2022-現在)

タイトル

• - J1リーグ: 横浜F・マリノス（2019年）、ヴィッセル神戸（2023年）

まとめ

扇原貴宏は、日本サッカー界において重要な存在であり、リーグ優勝経験も持つ選手です。数々のポジションでのプレーが可能なため、今後のさらなる活躍が期待される選手です。

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