手塚大

手塚 大（てづか だい）

基本情報

手塚大（1988年11月18日生まれ）は、山形県山形市出身のバレーボール選手です。彼は日本の男子バレーボール界で数々の記録や受賞を持つ選手として知られています。

バレーボールキャリアの始まり

手塚は兄の影響で小学6年生の頃からバレーボールを始めました。中学校と高校ではバレーボールに励み、日大山形高校でのプレーを経て、中央学院大学に進学。大学でもその実力を発揮し、成長を続けました。

プロ入りと初期の活躍

彼のプロキャリアは2011年、VプレミアリーグのFC東京に入部することから始まりました。初のシーズンである2011/12 Vプレミアリーグでは、チームを最高位の5位に導くことに貢献し、個人としてもサーブ賞を受賞しました。同年の3月には全日本メンバーに登録され、代表としても活躍の場を広げました。

シニア代表デビュー

手塚は2014年6月に開催されたワールドリーグ京都大会でシニアA代表デビューを果たし、国内外の大会で経験を積んでいきました。この代表活動は彼にとって大きな成長の機会となり、さらなるステップアップにつながりました。

転機と移籍

2021年、手塚は2020-21シーズン終了をもって東レアローズに移籍します。2021年10月23日には、Vリーグ通算230試合出場を達成し、その功績により「Vリーグ栄誉賞」を受賞しました。しかし、2023年には東レアローズを退団し、限られた出場機会からモチベーションの維持が難しくなったと心境を語りました。

新たな挑戦

退団後、手塚は2023年7月にジェイテクトSTINGSへの入団を決定し、新たなチームでの挑戦が始まります。今後は何らかの形でバレーボールに関わり続けたいという意向を示しています。

人間関係と絆

オフコートでは、FC東京時代からの飲み仲間である藤井直伸との交流が深く、彼との連携を望むことが東レアローズ移籍の要因の一つとして手塚は語っています。このような人間関係も彼のキャリアにおいて重要な要素となっています。

受賞歴と所属チーム

手塚の受賞歴には、2012年に獲得したV・プレミアリーグ新人賞とサーブ賞、2022年に受賞したVリーグ栄誉賞があります。また、彼のバレーボール歴は、市立金井小学校から始まり、市立金井中学校、日大山形高校を経て、中央学院大学、FC東京（2011-2021年）、東レアローズ（2021-2023年）、そして現在のジェイテクトSTINGS（2023年-）と続いています。

手塚大は、その実力と人柄で多くのファンに支持されている選手であり、今後の活躍が期待されます。

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